フランシス・コッポラ監督の映画「ペギー・スーの結婚」を凄く久しぶりに鑑賞。随分と昔に試写会で見たのですが上映前に解説者の浜村淳が話の結末直前までを喋ってしまっていたので、そこまでの展開は分かっているので楽しめずなんか面白さ半減な印象でした。撮影が綺麗で音楽が良かったのは覚えてましたが内容とかかなり忘れてたので新鮮に見直せたのですが、まぁまぁ先も読めるし中盤は怠い感じもしました。若きジム・キャリーやソフィア・コッポラが出ている事にも気付きました。
全体的には脚本がまぁまぁという印象もありますが映像の見せ方や演出の巧さで見せ切る映画になってたと思う。
冒頭とラストの鏡からカメラが引いてゆく何でもないけどちょっと不思議な場面はよく見ると鏡無しで鏡の前と後で別な役者が同じ動きをして鏡のような映像をアナログな工夫で作り出している事に気が付きました。こういう凝った映像作りの実験的アイデアとか拘りが良かったです。他にも気付いてない凝った撮り方の場面もあるかもしれませんね。
昔、予告編を何度も見ていたので予告で使われていた場面は殆ど覚えていました。