マリオ・バーヴァ監督の「ファイブ・バンボーレ」というジャケットの絵柄に惹かれていた映画を鑑賞。何でも監督本人が失敗作と言ってる作品だという事で一体どんな映画なんだろう?と興味もありました。
それで見終わっての感想は一言で言うと、なんじゃそりゃ?って内容でした。
アガサ・クリスティのミステリーのホラー版みたいなものかと思ったが緊張感も無く登場人物の背景や関係性もよく分からないまま次々とアホみたいに殺されてゆく展開で何か凄い発明の公式というサッパリ分からないものや大金の小切手を巡ってなのか殺人が起きて行きます。登場人物のその後の行動も意味不明でアホか?って感じです。ホラーやミステリーを期待せずにコメディと捉えれば笑える感じもありましたけど。途中からはあまりのアホみたいな展開にコメディとして見ていたからかラストにはなかなか意外なオチもあったりして何かなんじゃそりゃ!だけど可笑しさみたいなものもあって妙な面白さは感じれました。
撮影手法や映像の面白さもちょいちょいありましたね。
ファイブ・バンビーノでもボンバーレでも無くバンボーレだったのですがバンボーレって何よ?って気になったから調べたら人形って意味らしいです。
なるほどね冷凍室に生身の人形が増えてゆきましたからね。実際はファイブよりいっぱい死んでたけど…。