どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「悪魔の受胎」

2022年07月19日 | 映画
昔レンタルビデオで大雨の日の夜に見た記憶が残っている映画「悪魔の受胎」を久しぶりに鑑賞。受胎場面しか記憶に残って無くて画質が暗くて見にくかった印象でしたが今回とても画質の綺麗な状態で見直す事が出来ました。主演女優のジュディ・ギーソンは後の「ロード・オブ・セイラム」での魔女役が印象的でこの女優さんは何に出てた人だったっけ?って調べたら「悪魔の受胎」でしたが全く覚えて無かったのでした。なので歳取った姿の方が良く覚えていて若き姿を見直すというのは不思議な感じでもありました。映画自体は正直あんまり面白くも無かったですが彼女の怖い表情のいくつかの場面はとても良かったです。
宇宙ものの物語でエイリアンの子供を身籠った女が仲間を次々に殺すという内容の物語ですが美術やセットや安っぽいけどなかなかしっかり作ってあって「エイリアン」みたいな雰囲気も感じれました。前半はそんな雰囲気も魅力で見れてましたが段々と物語が進むにつれて単調さが出てきて次々と人が死んでゆくけど呆気なくて傍観してるような感じで緊張感が失われていった印象です。
殺された筈の死体の役の人がもろに瞬きしちゃってたりしてるのがバレバレな場面もいくつかありました。
また暫くすると殆ど忘れちゃいそうな気のする映画でした。
ブルーレイで特典映像満載の最終版っていうソフトも最近発売されたようですが、そんなにこの映画が好きな人っているのかな?




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「サイコ・ゴアマン」

2022年07月19日 | 映画
U-NEXTの無料お試し期間でクーポンを使って有料配信の映画「サイコ・ゴアマン」を鑑賞。友人達が公開時に絶賛していて見たかった映画です。「マンボーグ」の監督作という事で大体予想はついてはいたけど80年代B級ホラーやアクションが好きな人には堪らない映画というか趣味が炸裂してるような映画ですね。「マンボーグ」もそういう趣味趣向が憎めない好きな部類の映画でしたが、やたらと雑なグリーンバック合成ばかりの映像は好きじゃなくて勢いや情熱は感じるけど何か引っかかるものもありました。今作は合成技術のレベルも上がっていて極力合成は使わずに手作り感ある特殊造形やメイクにスーツで描いてあるので個人的には好感度も増しました。
物語も予想を良い意味で裏切る展開で家族愛を描いた良い話でもあり面白かったです。主役の強い女の子のキャラクターがとても良くて子供らしい無邪気さと残酷さが出ていて楽しかったです。
そんな子供視点の楽しさに悩みや葛藤に恐れが上手く出ていて奇想天外な展開を面白く見れました。時々突っ込み所もありましたが案外うまく纏まった印象でした。
変わった展開と子供のキャラクターとジャンル映画愛に溢れた趣味趣向が魅力の憎めない映画でした。




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