昔レンタルビデオで大雨の日の夜に見た記憶が残っている映画「悪魔の受胎」を久しぶりに鑑賞。受胎場面しか記憶に残って無くて画質が暗くて見にくかった印象でしたが今回とても画質の綺麗な状態で見直す事が出来ました。主演女優のジュディ・ギーソンは後の「ロード・オブ・セイラム」での魔女役が印象的でこの女優さんは何に出てた人だったっけ?って調べたら「悪魔の受胎」でしたが全く覚えて無かったのでした。なので歳取った姿の方が良く覚えていて若き姿を見直すというのは不思議な感じでもありました。映画自体は正直あんまり面白くも無かったですが彼女の怖い表情のいくつかの場面はとても良かったです。
宇宙ものの物語でエイリアンの子供を身籠った女が仲間を次々に殺すという内容の物語ですが美術やセットや安っぽいけどなかなかしっかり作ってあって「エイリアン」みたいな雰囲気も感じれました。前半はそんな雰囲気も魅力で見れてましたが段々と物語が進むにつれて単調さが出てきて次々と人が死んでゆくけど呆気なくて傍観してるような感じで緊張感が失われていった印象です。
殺された筈の死体の役の人がもろに瞬きしちゃってたりしてるのがバレバレな場面もいくつかありました。
また暫くすると殆ど忘れちゃいそうな気のする映画でした。
ブルーレイで特典映像満載の最終版っていうソフトも最近発売されたようですが、そんなにこの映画が好きな人っているのかな?