ソフィア・コッポラ監督の映画「オン・ザ・ロック」を鑑賞。子持ちの夫婦と奥さんの父との物語。夫の不倫を疑って父に相談したら父は変な助言したり何だかノリノリで調査したりでユーモラスに大人な雰囲気で静かにまったり落ち着いた時間が流れる映画でした。父をビル・マーレイがいつもな感じの独特な存在感で演じています。
彼と娘とのやり取りが見所で他のエピソードはちょっとした息抜きって感じでした。
なんか最近うまくいかないという日常で疑心暗鬼が大きくなってゆく様がフワリとしたユーモアと共に描かれてました。
父と娘の関係性も後半になるにつれて良く分かるようになって父の別な女性とその後の生活や関係を知り父視点での複雑な感情がグッと来るものがあったり。
基本的には女性の方が色々と主人公に感情移入して見れるような映画であったと思います。
僕は結婚もしてないし本当の意味では感情移入や理解は出来ては見れてないと感じた。だけど普通に面白く興味深くは見れました。最後も良い感じです。
