ジョーダン・ピール監督の新作「NOPE ノープ」を鑑賞。ネタバレしちゃうから話の内容とかは書きませんが面白かったかどうかだけ書くと面白かったです。
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予告編見てたからアレが出るのは分かっていたけれど、はっきり見えない時の方が面白く興味深く見れた。だけど予告で見た印象的なカットはいつ出るんだろう?的な感じもあったので予告編とか見ないで見れた方が良かったかもしれない。
内容に触れずに個人的に感じた感想としてはデジタルとアナログの対決のような映画だったようにも思えた。独特のユーモアや皮肉のようなものを加えつつフィルムとビデオそして空気のように実体の無いCGと昔ながらの西部劇映画のような映画の対決のようなね。馬とバイクの対比もあるし。
そして監督がどちらを勝者と考えているのかは映画から感じるものがありましたがネタバレになるので書きません。
今作はIMAXで撮影されていて画面比率がちょっと違うから通常の劇場では額縁上映となっているという情報を知人から聞いていたのですが近所の普通の劇場で見ました。事前に分かっていたので前の方の席で見て左右の黒があまり気にならないぐらい画面いっぱいに見れたので良かったかな。
本来ならIMAXの劇場で見た方が良い映画です。通常劇場でも上下合わせで画面いっぱいに調整出来る筈なのに額縁上映にしちゃうという拘りの無さがシネコン劇場の嫌いな所です。カーテンの遮蔽もしないし。
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