DVDで「ツールボックス・マーダー」を見る。思ってたよりも面白かった。予告やメイキングを見たせいで殺人シーンのほとんどがネタバレしてたのが残念で驚きが無かったのだが、なかなかドキドキしたし楽しめた。だけど脚本の荒は隠せなかったかな。主人公1人だけが異常なまでの好奇心と行動力という展開が少し無理矢理でそこまでするかな?と見ていて突っ込み入れたくなる感じ。
それから犯人の動機が不明。不明なのもそれはそれでいいけどいまいち犯人の人物描写が甘いかも。それら設定上の不備を無理矢理でも面白く映像で見せたフーパー監督の手腕は健在。特に新しいものはないが昔の凄さは失われてないという点だけでも評価出来るんじゃないかな。相変わらず沢山のミイラとか狂った怪人が登場して微妙に暖かいファンタジーな面もありいい感じ。今回は昔から住んでるという老人がいい味と暖かい面を出していた。脚本でもう少しこの老人を出してあげて内容を掘り下げればもう少し説得力のある話になったとも思える。各部屋の住人のキャラクターはなかなか良かった。80年代のホラー全盛期に作られたような印象の映画でした。
関係無いけど今日でオリンピックが終了したね。メダルの数もいままででも最高とか。凄いっすね~。だけどなんかあっという間に終わった印象。
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