北御牧中学校の卒業式に出席しました

2009-03-17 18:50:02 | 雑感
今日は中学校の卒業式です。東御市には東部中学校と北御牧中学校の2つの学校があります。東部中学校が県下有数の大規模校に対し北御牧中学校は各学年2クラスのこじんまりとしたアットホームな学校です。私は北御牧中学校に出席しました。

思い出に残るような卒業式でした。43名の卒業生が在校生と向かい合って座るのもいい。在校生が卒業生を歌で送り卒業生はそれに歌で応える。一人ひとりが的確に行動し、式全体が快い緊張感に満たされていました。お互いの気心がわかりあえる関係っていいなと思いました。それが小規模校の良さですね。

父母の方も大勢出席され、お父さんの顔も何人か見えました。私は子供の卒業式に出たことがあったかなと考えました。妻に任せっぱなしでした。卒業式に休みをとるなんて考えたこともありませんでした。子供たちと一緒にその成長を喜び合うっていいなと思いました。わが家はもう手遅れですが・・・。

議員とは何か、議会とは何か考えさせられました

2009-03-17 01:59:30 | 議会活動
いい季節になってきましたね。桜のたよりも聞かれるようになってきました。一日暖かくコートなしで過ごすことができました。

今日は予算委員会でした。当市では予算審議の場合、まず全体会議で質問を受け、その後議案別に委員会に付託されます。委員会には総務文教・社会福祉・産業建設の3つがあります。それぞれの委員会で審議し、委員会としての議決を行います。その後各委員会から選出されたメンバーで構成される予算委員会で再度審議を行い、その後全体会議があります。

予算というきわめて重要な議案だからでしょうか。4回にわたって様々な角度から審議を尽くすことは納得できるものです。自分では気づかなかった問題点を同僚議員が指摘することがあります。そんな時、多面的に考えることの重要さを感じます。やはり議員には様々な経歴や職種、年齢の方いる方がいいですね。議論の広がりや深みが出てきます。女性議員さんももっと多くてもいいのではないかと思います。

今回の議論の中で感じたことが二つあります。一つは、議会の中のタブーです。問題によっては、さしさわりがあるから触れないでおこうという雰囲気を感じることがありました。二つ目は議員とはどうあるべきかという点です。この不況の中で大幅な減収が予想されます。そこでどう考えるか。だから「滞納一掃に取り組め」と考えるか、「リストラされた人の生活を支える」と考えるかです。私は議員はあくまでも市民の立場に立って考え行動すべきだと思うのです。

大きい政府、小さい政府という考えがあります。手厚い社会福祉には大きな政府が必要だ、しかしそれでは財政が持たない、目指すべきは小さな政府だというのです。これに対してアメリカのオバマ大統領は就任演説で明確に述べています。

「私たちが今日問わなくてはならないことは、政府が大きすぎるか小さすぎるか、ではなく、それが機能するかどうかだ。まっとうな賃金の仕事や、支払い可能な医療・福祉、尊厳をもった隠退生活を各家庭が見つけられるよう政府が支援するのかどうかだ。答えがイエスならば、私たちは前に進もう。答えがノーならば、政策はそこで終わりだ。私たち公金を扱う者は、賢明に支出し、悪弊を改め、外から見える形で仕事をするという、説明責任を求められる。それによってようやく、政府と国民との不可欠な信頼関係を再建することができる」(朝日新聞より)

はたして政治はいま機能しているといえるのであろうか。


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