議会報に賛否を載せるべきか?

2009-03-24 07:43:05 | 議会活動
昨日は午後から議会広報委員会がありました。東御市議会では議会の都度、議論の内容や議案や請願などについて情報発信しています。

しかし議会報はあまり読まれていません。読まれる議会報にするために何をすべきか話し合いました。先月視察した議会報コンクールで連続最優秀賞の福島県広野町の経験も参考になりました。その結果表紙の写真を市民から募集することなどいくつかの改善策が決まりました。

話し合いの中で議員個人の議案への賛否を掲載すべきかどうか議論になりました。たとえば議会改革で視察した埼玉県鶴ヶ島市ではすべて議案ごとに一人ひとりの議員の賛否の状況を一覧表で掲載しています。

私は議員に求められているのは行政のチェックなのだから当然掲載すべきだと発言しました。しかし、市民が求めているのは議論の内容なのだからと理由にもならない理由で継続審議となってしまいました。

今回の市議会議員選挙で多くの方に指摘されたのは「議員は議会で何をやっているのか見えない」ということでした。このブログも私の議会だよりも日頃から市民の皆さんに情報発信を続けていくことの重要さを感じて始めたものです。

そうした意味で議論の内容とともに、その結果として議案に対しての賛否を市民の皆さんに公開することは当然の責務だと思います。賛成した理由、反対した理由について説明責任が求められます。こうした中で市民との緊張関係が生まれます。議員は自分の行動を市民が見ているということをあらためて認識するようになります。

まさにこれこそ議会改革の第一歩だと感じていますが、皆様はどのようにお考えになるでしょうか。



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