市民病院へ要望を語る会が開かれました

2009-03-25 08:36:05 | 病院改革
東御市には市民病院があります。いま大きな赤字を抱えて改革プランをまとめています。こんな病院を市民の手で支えようと活動しているグループがあります。それが市民病院へ要望を伝える会です。2ヶ月に一度の割合で会合を重ね2年目を迎えます。

この会のことは以前から注目していましたが、昨日初めて参加させていただきました。院長や事務長など病院側のスタッフ数名に対して女性の方を中心に15名ぐらいの方が集まっていました。率直な意見交換がなされ、病院側からはこれから取り組もうとしている院内助産所や透析床の増設などの説明がありました。

市民の声に積極的に耳を傾けようという病院、そして単にクレームをつけるだけでなくどうしたらもっといい病院になるか知恵を絞る住民グループ、とても好感を持てました。こうしたお互いの姿勢があるかぎり市民病院は大丈夫だと感じました。こうした努力もあり利用実績が伸びているそうです。

しかし、まだまだ病院側の努力が表に表れていないように感じます。市民グループの努力にもかかわらず住民の輪がまだまだ広がっていっていないように見えます。これまでの努力を多としながらももう一回り広い共感の輪を作るにはどうしたらいいか、私も真剣に考えてみたいと思います。

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