わかりにくい議会広報誌?

2009-10-01 22:57:16 | 議会活動
「市議会だより」という小冊子を読んだことがありますか。議会の広報誌で年4回、定例会が終わったあと発行されています。議会で何が決まったか、どんな議論があったのかを議員自らの編集で発行し、東御市内のすべてのご家庭にお届けしています。私も広報委員として毎回作成に携わっています。
東御市議会だより

しかし読んだことのある方は何人いらっしゃるでしょうか。この春から表紙を子供たちの元気な写真に変えましたが、活字でぎっしり埋まった紙面は読む意欲を湧き立たせてくれないのではないでしょうか。

今年の2月に広報委員会で福島県広野町議会を視察しました。ここの議会だよりは全国コンクールで常に上位を占め、そのわかりやすさには定評があります。記事はコンパクト、写真やレイアウト、見出しが工夫されています。
福島県双葉郡広野町議会だより

議員の立場ではあれもこれも伝えたいと、思いばかり先走りがちです。しかしそれでは活字だらけになってしまいます。枝葉末節を削りエッセンスだけを伝える努力が必要です。これは編集者が議員であるかぎりなかなか実現するのは難しいでしょう。広野町では広報委員長が編集権を掌握して紙面づくりをしていました。東御市でも市民の皆さんのご意見お聞きするなどの工夫が必要だと感じています。

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