上八重原は日本のトスカーナだ

2009-10-23 19:20:13 | 議会だより
23日は午前中は議会の広報委員会がありました。議会としても「議会だより」を発行しておりその最終チェックでした。校正をする中で現在の「議会だより」は文字も多く、読みにくいと感じていましたので、広報委員長に見直しを提案。アンケートなど市民の生の声を把握し、誌面の刷新に取り組むべきと述べました。

来る時は家族に送ってもらったので帰りはバスを利用しました。バスに乗るのは何年ぶりでしょうか。田中から片羽まで300円。乗客は私一人。途中で乗って来る人はいませんでした。たまに乗るバスはすこぶる快適でした。

午後からは引き続き「議会だより」配布でした。田中と八重原を配布しました。今日もブロッコリーをもらったり県外から引っ越してこられたお宅で「さるなし」 という珍しい果実をいただいたりしました。完熟した「さるなし」はちょうどキウイフルーツに似た味がしました。

上八重原から田楽平付近から見た景観は実に雄大そのものです。北には浅間連山が臨め、南には蓼科山からの尾根が裾を引いています。山々が幾重にも重なってその向うに北アルプスの白い峰が顔を出しています。旧東部町地区の景観ともまったく異なります。丘のそこここからは稲束を焼く煙がたなびき、うっすらともやがかかったように見えます。

「さるなし」をいただいたお宅で「北海道の美瑛の丘に似ていますね」と言ったら「イタリアのトスカーナ に似ていると言われたことがあります」とおっしゃっていました。友人からトスカーナの話を聞いたことがあったので納得でした。これからここを日本のトスカーナと呼ぶことにしましょう。私たちは日頃どんなに素晴らしい景観に接していてもそれが日常生活になれば当たり前と思ってしまいます。しかし県外からこられた方はより新鮮に受け止めておられました。

田中から車で羽毛山橋を渡って約10分です。どうぞ日本のトスカーナにおいでください。

お困りごと相談について

2009-10-23 03:22:57 | 議会活動
22日は午前中は引き続き「議会だより」を後援会員の皆さんにお届けしました。ポストに投函してゆくのですが、時には庭先でお会いしてあいさつをすることもあります。そんな時「頑張ってください」「ありがとう」「楽しみにしています」などと言われるととてもうれしくなります。

そんな中で3人の市民の皆さんからお困りごとの相談がありました。早速その内容を聞き、それぞれできる範囲で取り組むことをお約束しました。

以前「議会だよりにお困りごと相談所と書いてあるがどんなことをしてもらえるのか」というお電話をいただいたことがあります。たぶんどの議員さんも多かれ少なかれ市民の皆さんからのご相談に応じていらっしゃるのではないかと思います。しかし議員としての特権など何もありません。特別な能力があるというのでもありません。市民の皆さんの願いに耳を傾け、その実現にできる範囲でお手伝いをするだけです。無論問題がすべて解決する保障などどこにもありません。

一方では「議員がそんなことをするべきではない」「議員としての特権を振りかざしているのではないか」などと批判されることもあります。しかし困っている市民の方の力になってあげるのは人間としての当然の行為だろうと思うのです。昔であればどこにでも長老やおせっかいおばさんがいて、何かと世話をやいてくれたものです。地域に問題解決機能がありました。しかし昨今の個人主義の風潮の中でそうした文化が失われ、問題を抱えたまま立ち往生する方が増えているのではないでしょうか。そんな中で自殺する方も増えているのだと感じています。

私は昨年選挙に出るにあたり3つのことをやろうと思いました。それは「市民の願いに耳を傾けること」「市民の願いを市政に届けること」「その結果を市民にお知らせすること」の3つです。これは自分がやろうと思えばできることです。それが「お困りごと相談所」であり、議会での一般質問であり、「議会だより」の定期発行なのです。私のキャッチフレーズである「市民の目線で考え行動します」を具体化したものがこの3つのことなのです。

お困りごとがありましたらどうぞお電話ください。ご一緒に考えさせていただきます。

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