生ゴミ堆肥化の勉強会を行いました

2009-10-27 22:13:40 | 議会活動
27日は午前10時から生ゴミの堆肥化の勉強会がありました。これまで有機栽培に熱心に取り組んでこられた方のご紹介で、駒ヶ根市の牧野さんをお招きしてお話をお聞きしました。牧野さんは株式会社ドミソの社長さん。株式会社ドミソは駒ヶ根市から生ゴミ堆肥化を受託、リサイクルに取り組んでいる企業です。

勉強会には一般市民の方とともに市職員の方も参加し、専門的な質問をするなど熱心に聞いていただきました。駒ヶ根市の生ゴミリサイクルは「収集→計量→処理機への投入→1次処理(3週間)→2次処理(4ヶ月)→堆肥→農業への利用」というものです。1次処理では食品循環資源再生機3台が稼動し1トンの生ゴミの処理、モミガラやEM菌など酵素を投入し撹拌を行っています。2次処理では堆肥の切り返し・酵素の散布を行い熟成させます。

今後生ゴミの堆肥化に取り組むには行政だけでは対応できません。どうしても民間の技術力のある専門業者との連携が必要になります。いま長野県内で実績を持つ民間企業はそれほど多くはありません。こうした機会に必要な情報を収集するのは有効だと感じました。

最近の市の対応も私が一般質問を行った9月議会とは異なり、積極性が感じられます。担当者の話では市民から有志を募ってダンボール箱による堆肥化を試験的に行うようです。女団連も堆肥化についてのアンケートや視察を行うなど、市民の側も動き出しています。

生ゴミの堆肥化には市民と行政の協力が欠かせません。良い方向に行ってほしいものです。

若林幹雄の1年目の通知表

2009-10-27 08:29:16 | 議会活動
10月もいよいよ最終週となりました。昨年11月の選挙で議員に当選させていただきましたので、10月末でちょうど1年になります。この1年間の議員としての活動を振り返り、何ができて何ができなかったのか明らかにするために自分の通知表を作成しました。

評価項目は選挙政策の掲げた「5つの提言」と「3つの取り組み」です。評価基準は<実現した→◎、取り組んだ→○、取り組まなかった→△、なにもしなかった→×>とします。

●私の政治姿勢-3つの取り組み

選挙の際の私のスローガンは「市民の目線で考え行動します」でした。これを実現するために3つの課題に取り組みました。
 
  ・ 市民の願いに耳を傾けること →お困りごと相談所の開設
  ・ 市民の願いを市政に届けること→一般質問の実行
  ・ その結果を市民に知らせること→議会だより・ブログの開設

お困りごと相談についてはできないこともありましたが、対応できるものについてはその実現のために真摯に取り組みました。一般質問はこれまで開催された定例会の都度、4回すべてで実施しました。議会だよりは定例会のあと毎回2千部を発行。一軒一軒配布しました。ブログは2月に開設、適宜更新しています。こうした実績から、自分としては「実現した」と評価し「◎」としたいと思います。ただ反省事項は議会報告会が開催できなかったことです。

●私の政策-5つの提言

選挙のお約束として下記の5点を掲げました。

  ・ 「入学祝金制度」の創設→20年12月議会一般質問
  ・ 介護と医療の充実→21年3月議会一般質問
  ・ 農業の活性化と産業誘致の推進→21年9月議会一般質問
  ・ ゴミ減量化と太陽光発電の推進→21年9月議会一般質問
  ・ 財政改革の推進と借金の削減→20年12月・21年6月議会一般質問

それぞれ一般質問で取り上げてきましたが、実現にはまだ道半ばです。引き続き努力してまいります。議員になって感ずるのは市長と異なり、議員は予算を持っているわけでもありませんし、自分だけでものごとが決められるわけでもありません。やはりほかの議員との協力や政策立案能力が必要だと感じています。しかし一般質問を通して市長に提言を行ってきましたので「取り組んだ」と評価し、「○」としたいと思います。

以上、総合で合格点と評価したいと思います。いかがでしょうか。自分への評価はどうしても甘くなります。皆様にはどのように評価していただけますでしょうか。

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