今回の議会一般質問の特徴は大勢の住民の方が傍聴においでになったことです。これまでにも議員それぞれの支持者の方が傍聴に訪れていましたが、傍聴席が一杯になるのは久々でした。それは3月4日の加沢選出の議員さんの代表質問の時のことでした。
昨年末から加沢区では田中保育園の移転問題をめぐって異論が出ていました。いま市では現在8つある公立保育園を小学校区ごとに5園に統合するための取り組みが進められています。すでに北御牧地区と滋野地区では統合の目処がつき、和(かのう)地区でも話し合いが進められ、祢津地区では現地建替えが始まっています。
田中保育園では地元の区長さんや保護者の皆さんが一緒になって検討委員会を立ち上げ、昨年12月に田中駅南口への移転・新築案が全員の賛成で決定されました。しかし、加沢区の皆さんはこの決定過程があまりに性急で住民に周知されていなかったと異論を唱えています。そして保育園の用地選定に当たっては交通の利便性だけでなく、歴史的経過や地域特性なども考慮に入れるべきだと述べています。これに対し、加沢区以外の方からは全員一致で決まったことだ、自分の都合だけ言うべきではないという声も聞こえてきます。
まさに協働のまちづくりが試されていると感じます。地域の中には様々な意見があります。保育園用地選定では地域によっては近くなるか遠くなるかによって利害得失が生じます。そうした問題を一つにまとめるということは生半可なことではありません。お互いに自分の都合だけ言っても通りません。十分話し合って納得して合意することが大切です。今回の問題では十分議論を尽くしたといえるのでしょうか。地域の問題を地域の住民自身が自ら主体的に決められるかどうかが問われているのだと感じます。
私自身住民運動で市議会に陳情した経験もあり、地域の皆さんの要望に対してはその実現のために最大限の努力をしなければならないと考えています。ですから加沢の皆さんのご意見も良く分かります。なんとかいい方向で解決することはできないかと願っています。
昨年末から加沢区では田中保育園の移転問題をめぐって異論が出ていました。いま市では現在8つある公立保育園を小学校区ごとに5園に統合するための取り組みが進められています。すでに北御牧地区と滋野地区では統合の目処がつき、和(かのう)地区でも話し合いが進められ、祢津地区では現地建替えが始まっています。
田中保育園では地元の区長さんや保護者の皆さんが一緒になって検討委員会を立ち上げ、昨年12月に田中駅南口への移転・新築案が全員の賛成で決定されました。しかし、加沢区の皆さんはこの決定過程があまりに性急で住民に周知されていなかったと異論を唱えています。そして保育園の用地選定に当たっては交通の利便性だけでなく、歴史的経過や地域特性なども考慮に入れるべきだと述べています。これに対し、加沢区以外の方からは全員一致で決まったことだ、自分の都合だけ言うべきではないという声も聞こえてきます。
まさに協働のまちづくりが試されていると感じます。地域の中には様々な意見があります。保育園用地選定では地域によっては近くなるか遠くなるかによって利害得失が生じます。そうした問題を一つにまとめるということは生半可なことではありません。お互いに自分の都合だけ言っても通りません。十分話し合って納得して合意することが大切です。今回の問題では十分議論を尽くしたといえるのでしょうか。地域の問題を地域の住民自身が自ら主体的に決められるかどうかが問われているのだと感じます。
私自身住民運動で市議会に陳情した経験もあり、地域の皆さんの要望に対してはその実現のために最大限の努力をしなければならないと考えています。ですから加沢の皆さんのご意見も良く分かります。なんとかいい方向で解決することはできないかと願っています。