議会でいま問題になっていること(その3)

2010-02-21 07:37:58 | 議会活動
前回に引き続き「請願・陳情」について考えてみます。

「陳情」に対する県下19市の対応はどうなっているのでしょうか。議会のホームページから市ごとの対応について下記に記します。飯山市・中野市は記されていませんでした。
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長野市 陳情は議員配布で審査実施せず。
松本市 委員会審査・集約のみ、本会議で採決せず。郵送による陳情は議場配布のみ。
上田市 委員会審査、結果を本会議で報告する。
飯田市 請願と同じ取り扱い。
安曇野市 請願と同様の取り扱い。
佐久市 請願と同様の取り扱い、郵送による陳情は認めない。
塩尻市 請願は本会議、陳情は委員会で最終決定。
小諸市 請願と同様の取り扱い。
須坂市 請願は本会議、陳情は委員会で最終決定。
千曲市 請願と同様の取り扱い。
岡谷市 請願は本会議、陳情は委員会で最終決定。
諏訪市 請願と同様の取り扱い。
駒ヶ根市 請願と同様の取り扱い、郵送による陳情は議員配布のみ。
伊那市 請願と同様の取り扱い。
大町市 請願と同様の取り扱い。
茅野市 請願と同様の取り扱い。
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請願と陳情を同一に扱っているところは10市議会、請願と陳情で異なる扱いをしているところは5市議会、陳情は審査しないというところは1市議会となっています。郵送による陳情に対しても別途対応しているところも3議会あります。

東御市議会では慎重な対応をしてほしいものです。

議会でいま問題になっていること(その2)

2010-02-21 06:14:39 | 議会活動
前回に引き続きいま議会で問題になっていることをご紹介します。

二つ目は「陳情」に関することです。「請願」は紹介議員が必要になるので議員も責任を持つが、「陳情」は誰でもできるので無責任になりやすい、だから「請願」は議会で審議するが「陳情」は議員に配布するだけとしたらどうかという議論です。

言って見れば、「請願」は議員が紹介しているので責任あるが、「陳情」は住民が勝手に出してくるので無責任なものだということです。しかし、議員がチェックしなければ責任ある請願にならないという意見はいかがなものでしょうか。

これは現在議会に出されてくる陳情の多くが、組合や特定の住民団体から出されており、自分達の運動を進めるために利用しようと、場合によっては県下のすべての市町村に同様の陳情を郵送で行っているという事情があります。こうした陳情が多くなれば当然そちらに時間を割かざるを得ません。

ここでの問題点は「陳情」と「請願」との違いです。「請願」は憲法や地方自治法で「請願権」として定められていますが、「陳情」には何の規定もありません。すなわち「陳情」は請願権に含まれるのかどうかが議論のポイントとなります。一般的には市民の意見を重視する立場から「陳情」も「請願」も同様の取り扱いをしているところが大部分です。

それではなぜ法律で規定されている「請願」と、規定されていない「陳情」が同一に扱われるようになったのでしょうか。「陳情」とは辞書によれば「目上の人に、実情や心情を述べること。特に、中央や地方の公的機関、または政治家などに、実情を訴えて、善処してくれるよう要請すること。また、その行為」とされています。

お上やお役人に対する陳情は江戸時代の百姓一揆など昔から行われて来ました。まさに陳情は基本的人権などなかった時代から、場合によっては命をかけて、庶民の最後の訴えとして実施されてきたものです。これに対し「請願」は戦後憲法に明記された比較的新しい概念と言ってもいいのではないでしょうか。私は「陳情」は法律などない、より古い日本的な原始的請求権だと思います。まさに自然法の一部ではないでしょうか。だから法律による規定が存在しないのです。

とすれば、私は「陳情」も「請願」も同じように扱うべきだと思います。議員の紹介がある「請願」は審議し、紹介のない「陳情」は審議しないというのでは、知人に議員がいるかどうかで市民の請願権が左右されることになります。

議員の紹介が必要だということになれば、議員が市民の請願権のキャスティングボードを握ることになります。例えば市民から「議員歳費引き下げ」という請願が出されたとします。多くの議員の場合本音は自分の利害にかかわることだから認めたくありません。結果として紹介議員が得られず請願は成立しないということになります。議員の意向で市民の基本的権利である請願権がないがしろにされる、これでいいのでしょうか。

確かに多くの陳情が出され、辟易することもあるかもしれません。しかしそれは民主主義のコストではないでしょうか。

議会でいま問題になっていること(その1)

2010-02-21 05:35:06 | 議会活動
いま東御市議会で「請願」について問題になっています。一般の市民の方が市政について意見を言う場合、「請願」と「陳情」と二つの方法があります。同じような制度ですが「請願」は紹介議員が必要です。これに対し「陳情」は紹介議員が不要で誰でも行うことができます。

問題の第一は、請願に対する紹介議員の資格に関するものです。「紹介議員が請願者と特別な利害関係にある場合は紹介議員としてふさわしくないのではないか」というのがその理由です。

これには事情があります。去る12月議会で同僚議員が「生活クラブ生協」から出された食品の安全に関する請願の紹介議員になったことがありました(請願そのものは採択されました)。たまたま同僚議員は生活クラブ生協の会員でした。これに対し、一部の議員が「生活クラブは利益団体であり、特定の利益団体の利害がからむ問題をその団体の会員である議員がとりあげるのは問題ではないか」と問題にした経緯があります。

私はこの議論は二つの点でおかしいと思います。
一つは生活クラブ生協を「利益団体」と決めつけている事です。そもそも生協とは消費生活協同組合法によって組織された団体であり、同法の9条には「組合は、その行う事業によって、その組合員及び会員に最大の奉仕をすることを目的とし、営利を目的としてその事業を行ってはならない」とあります。生協と一般の会社とは同じではありません。ちなみに農協も農業協同組合法で「営利を目的としてその事業を行ってはならない」とされています。

二つ目に、「請願」というものに対する無理解があります。「請願権」はそもそも日本国憲法で認められた「国民の基本的権利」です。憲法第16条には「何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有し、何人もかかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない」として明確に位置づけられています。

また地方自治法第124条にも「普通地方公共団体の議会に請願しようとする者は、議員の紹介により請願書を提出しなければならない」として明確にその権利が定められています。

そこには紹介議員に関する規定は何もありません。そもそも市民が請願を行おうとした時、紹介議員には一番身近な議員さんになってもらおうと思うのは当然です。それを利害関係があるから好ましくないとしたら新たに紹介議員を探さなければならず、請願がやりにくくなります。結果として市民の請願権を狭めることになります。

こうした市民の基本的権利をないがしろにするような議論はいかがなものでしょうか。

太陽光発電1年になります

2010-02-20 08:11:54 | 雑感
19日はわが家に太陽光発電がやってきて1年目の記念日です。以前から興味があったのですがなかなかそんなチャンスがありませんでした。そんな中知人からのすすめで昨年思い切って導入に踏み切りました。そして1年。この間の状況を掲載します。「購入」とは中部電力に電気を買ったこと、「販売」とは中部電力に電気を売ったことです。

1年間での収支決算は差し引き15,995円の赤字です。原因は12月と1月の電力使用の増です。これは暖房器具の使用と娘の出産のための里帰りによるものです。太陽光発電導入により実質電気料金を「ゼロ」にすることを目指してきましたが、なかなか難しいですね。節約節約です。

     購入        販売
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 3月    10,097円    2,140円
 4月     9,044円    7,112円
 5月     6,833円    8,682円
 6月     5,036円    6,424円
 7月     4,583円    6,369円
 8月     4,751円    5,976円
 9月     4,351円    7,793円
10月     6,506円    6,369円
11月     6,403円    6,028円
12月    11,117円    6,000円
 1月    17,655円    7,488円
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       86,376円   70,381円
  

東京裁判と三島由紀夫

2010-02-19 23:38:34 | 雑感

2月16日・17日の視察の中で東京市ヶ谷の防衛省を訪れたことはすでに書きました。その中でとても興味深かったのが「市ヶ谷記念館」(旧1号館)の見学でした。

いただいてきたパンフレットによれば、防衛省のある「市ヶ谷台」は、江戸初期に徳川御三家の一つである尾張徳川家の上屋敷でした。「1号館」は昭和12年に陸軍士官学校本部として建設されました。その後、昭和16年には大本営陸軍部、陸軍省、参謀本部となり、昭和20年には極東軍事裁判の法廷として使用されることになりました。昭和35年からは陸上自衛隊東部方面総監部、自衛隊幹部学校となり、平成12年には防衛省となりました。

幾多の変遷を経てきた「1号館」はその一部が移転され、「市ヶ谷記念館」として当時そのままに保存されました。ここであの極東国際軍事裁判(東京軍事裁判)が行われたと思うと厳粛な気持ちになりました。昔の写真ではもっと広い体育館のような場所なのかなと思っていたので意外でした。ここはあの三島由紀夫の割腹自殺の舞台にもなりました。

三島由紀夫が陸上自衛隊東部方面総監部を楯の会メンバー4名とともに訪れ、人質を取り籠城・自決したのは昭和45年11月25日のことです。総監室は戦時中大本営陸軍大臣室であったところです。このバルコニーから三島は自衛官達に決起を促す演説を行ったのです。部屋のドアにはその時の刀傷が3ヶ所残されていました。

当時私は学生でした。ちょうどラーメン屋さんで食事をしている時、テレビの臨時ニュースで割腹自殺が報じられました。三島由紀夫は人気作家だったので反響は大きなものでした。もう40年も前のことですが当時のことは鮮明に記憶しています。

そんな歴史の舞台に立ったのだと思うと何か不思議な感じがしました。


引き続き一般質問の準備です

2010-02-19 22:51:56 | 議会活動
18日の夜は一般質問の準備のため半徹夜でした。19日朝、一般質問通告書をメールで議会事務局に送付しました。質問の準備はいつも大変です。テーマの選定、情報収集とヒアリング、そして質問のストーリー構成と展開などを考えます。そしてその中で自分らしさをどう表現できるかということです。

このところ質問の前に「議会通信」を発行しています。普通はA3裏表ですが、今回はそれにA4裏表が加わり、都合6ページになりました。一般質問の構成をまとめたもので一部の方にお送りしています。郵便局に行って発送してきました。今回の発行部数は30部弱でした。一般質問を興味を持って見ていただければとの思いで始めました。

午後「市民病院の要望を語る会だより」の編集会議がありました。好評だった創刊号を受けてこの春には第2号を出そうというのです。最近上田や小諸、佐久などでも地域医療を考える活動が始まっています。世話役の小林妙子さんへそうした会から講演会へのお誘いがあるようです。私たちの「要望を語る会」も世の中に認知されてきたんだと話し合いました。

その後、生活保護行政について市の担当者からお話しをお聞きしました。職員一人ひとりは一生懸命に仕事をしていることはわかるのですが、市民の目線で見るとそれが空回りしており、返って市民益に背を向ける結果になっていることもあるのです。自分自身の仕事を客観的に見ることも必要ではないかと思うのです。

その後、南口振興計画について都市計画審議委員の方と意見交換しました。今回一般質問でも取り上げる予定ですが、この計画の不思議なところは具体的な数字がまったく入っていないことです。地域振興計画というのであれば具体的に何を、どうするのか、どこまでやるのか、いつまでにやるのか、どのくらいの予算がかかるのかなどが掲げられていなけれななりません。しかし長期・中期・短期という取り組む目安はありますが、肝心要の「いくらかかるのか」ということが何一つ示されていません。それで審議しろと言われても判断しようがありません。

あちこち用事をたして帰宅するともう夕方近くになっていました。農作業の支度をしてブドウ園で剪定を行いました。このところ視察もあり忙しがっていたので剪定は妻まかせでした。明日は農作業です。

終日一般質問の準備でした

2010-02-18 19:11:36 | 議会活動
18日は終日一般質問の準備に追われました。来週火曜日には議会が始まります。会期は3月19日までの26日間です。一般質問は3月4日(木)、5日(金)、8日(月)の3日日間。予算議会の場合は各会派の代表質問があり、いつもより一般質問の日程が1日多く設定されています。

今回の一般質問の内容は下記の3点です。

1、職を失った方に対する雇用創出や生活支援への取組みは十分か。

一昨年から始まった景気後退はすでに1年半になりますが、まだまだ先行きに明るさが見えない状況です。これまで様々な雇用対策が実施されて来ましたが、景気の二番底が懸念される中さらなる対策が必要となっています。
① 年末年始の緊急不況雇用対策で受付けた相談は1件もなかったそうですがどのように認識されていますか。
② 昨年商工観光課が北御牧庁舎に異動しましたが、その影響をどのように認識されていますか。
③ 「生活保護は最後のセーフティネットである」という認識で事業を進めていますか。

2、「南口地域振興計画」は本当に市民益にかなったものか。

市は田中駅南北連絡橋の完成に伴い「南口地域振興計画」を策定し、パブリックコメントを実施しました。しかし計画には南口地域と関係ない事業や、警察署の設置など実現性に乏しい事業も盛り込まれています。
① 「南口地域振興計画」に対するパブリックコメントにはどのような意見が寄せられましたか。
② 南口に関係なかったり実現性に乏しいものを計画に盛り込むことは適切ではないと思いますがいかがですか。
③ 若者定住促進のための優良宅地建設は南口だけでなく幅広い視点で検討すべきと考えますがいかがですか。

3、よりよいまちづくりのために、市民参加をどう進めるのか。

舞台が丘整備計画はこれから設計の段階に入ります。図書館や保育園建設にあたり、市民参加をさらに推し進める必要があります。これからのスケジュールと市民の意見を反映させる取組みについてお聞きします
① 2月中旬まで実施したまちづくり地区説明会ではどのような意見が出されましたか。
② 図書館や保育園の計画策定にあたり市民参加を実現し市民の意見を聞く機会を設けていただきたい。
③ 舞台が丘整備の新築・改修計画、新図書館の建設計画など今後のスケジュールはどうなっていますか。

国会と首相官邸を見学しました

2010-02-17 22:25:54 | 議会活動
17日は、東京もとても寒一日でした。今日は「さわやかな風の会」の視察2日目。まず最初に地元選出の国会議員の秘書の方の案内で首相官邸を視察しました。テレビなどでおなじみの記者会見場や組閣したとき並んで写真を撮る階段などを見学しました。その後国会議事堂を訪問。前日には市内の区長さん方が見学に来たそうです。参議院本会議場や天皇の休憩所などを見てから庭に出て、議事堂正面で写真を撮りました。議事堂の食堂で昼食をとり、午後は防衛省を訪問。北沢防衛大臣の執務室を表敬訪問しました。大臣は国会に出席しておりお留守でした。視察終了後浅草を回ってから帰途に着きました。国政の一端を垣間見ることができ、充実した視察になりました。

千代田区議会を視察しました

2010-02-16 15:59:31 | 議会活動
16日から2日間の日程で「さわやかな風の会」の議員視察で千代田区議会を訪問しました。あいにくの曇り空で時々雨が振り、肌寒い日でした。同僚議員の運転する車で東京に向かいました。千代田区議会の視察は以前から私が希望していたものです。

千代田区は東京23区中一番小さな区で人口4万人あまり。しかし昼間人口は90万人にもなります。皇居を中心に国会議事堂や最高裁判所などがあり、霞ヶ関などの官庁街、丸の内や内幸町にはビジネス街があります。まさに日本の政治・経済の中心地です。区役所は北の丸公園を臨む九段下にありました。23階建ての高層建築で区役所をはじめ市議会の議会場や図書館なども入っています。

今回の視察の目的は3つあります。一つは千代田区議会の情報公開とホームページの活用について、二つにフラットな議場と電子投票システムについて、三つに図書館コンシェルジェなどユニークは活動をしている千代田図書館についてでした。

いま東御市議会でも議会改革を進めており「市民に開かれた議会」を目指して、情報公開が重要になってきています。その先駆的な取り組みをお伺いしました。区議会独自でホームページを運営し積極的な情報開示に努めていました。委員会や本会議があった2日後には議事録を公開しており、そのタイムリーな対応にはびっくりしました。

その後議場に案内していただきました。東御市の議場は階段状になっていますがここはフラットで机や演壇は可動式になっていました。議案の採決は机の上の賛否のボタンで行い、その結果は正面の大型ディスプレイに表示されます。議場では会議のないときなどは会議場の机などを移動し、コンサートや講演会にも利用できるようになっていました。

花岡市長は舞台が丘整備計画の中で「市庁舎と図書館が併設するのは全国的に見ても珍しい」と胸を張っていましたが、ここでは区役所と図書館が同じ建物に入居しています。図書館は2つのフロアーを使い車椅子の方もご利用いただけるよう通路も広くとっていました。千代田区には国会図書館もあり蔵書数ではかないません。そこで神保町の古本街や周囲の大学の図書館とネットワークを構築し、お互いに蔵書の検索ができるようにしたそうです。ビジネスマンのために夜10時まで開館しているなど、徹底して住民ニーズに応えた設計思想は共鳴できるものでした。

フロアーは人であふれ、毎日3千人もの方が訪れるそうです。大勢の来館者にエレベーターが対応できず苦情が来ており、職員は非常階段を使うようにと言われているそうです。活字離れが進む中でも、やり方によっては来館者を増やすことができるお手本を見る思いでした。

この図書館の運営は指定管理者が行っているそうです。担当者が「指定管理者といえば人件費削減が目的だといわれますが、ここでは指定管理者によって返って予算が増えています。指定管理者制度によって行政ではできないきめ細かなサービスが可能になりました」とおっしゃっていました。心に刻んでおきたい言葉です。明日は国会議事堂と首相官邸などを視察します。

臨時議会が終わりました

2010-02-16 00:35:37 | 議会活動
15日は午前中臨時議会がありました。これは地方交付税5500万円と、地域活性化・きめこまかな臨時交付金(国庫支出金)1億2570万円が交付されることによる補正で、総額1億8300万円になります。おもな内訳は下記の通りです。

・温泉施設運営費  2252万円(市内4ヶ所の温浴施設の改修・修繕)
・道路維持管理費  2300万円(市道側溝舗装など)
・道路新設改良費  4700万円(道路改良・小規模土木)
・小学校修繕事業費 2515万円(小学校施設修繕・改修)
・中央公園管理費  1140万円(外灯設置工事)
・体育施設管理費  1100万円(プール濾過タンク取替

このほか祢津保育園仮園舎建設事業で2350万円の債務負担行為があります。

これらの支出によって地元の業者が潤い、雇用が生まれることを期待したいと思います。市長も地元の小さな企業に満遍なく発注されるように留意したいと述べていました。

終了後全員協議会があり、御牧原保育園の中央保育園との統合が実現し、新たに北御牧保育園とする報告がありました。これまで様々な紆余曲折がありましたが、地元の皆さんの苦渋の決断に敬意を表します。

帰りに正面入り口にまわりました。入り口に、商工観光課が北御牧庁舎へ移転したことをお知らせする看板がありました。前は「緊急経済雇用対策窓口」の大看板があったのですが、いつの間にか撤去されていました。

昨年の秋、市は商工観光課を北御牧庁舎に移しました。これに伴い不況・雇用対策窓口もそちらに移り、市民にすればとても不便になりました。景気の底抜けが心配され、職を失った方が途方にくれている時こんなことでいいのでしょうか。再考を願うものです。

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