加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

李小龍な一日

2011-05-25 | ドラゴン
先日の出来事です。一日で3度もブルース・リーと出会えたんです

横浜・山下公園近くにあるシルクセンターに立ち寄りました。なかなか来る事のない場所なのですが、何気なく地下に入ったら・・・古玩具や古雑貨を扱う「横浜コレクターズモール」なる店があるではありませんかぁ~
と、言っても古き良き50年代~アメリカンTOYや家具、衣服が中心でしたが、中古レコードも少し置いてあったりして、いやぁ~見ているだけで楽しい楽しい

そこで見つけたのがコレ。1976年にビクターから発売された映画主題曲のオムニバス盤LP。ジャケットが『燃えよドラゴン』 どちらかというとこのスチール自体が珍しく、さらにレコードのような媒体で使用されている事に驚きを覚え、即購入 1000円でしたぁ



そのままランチを食べに寄った中華街。修学旅行生でにぎわう土産物店を覗くと、そこにあったのがこの「唐辛子ドロップス」。ブルース・リーの文字もなければ、版権使用許可の記述もない。ただのパクリ 甘いドロップに唐辛子エキスが混ざっていて、ちょいとピリピリ 駄菓子屋で売られていた怪しい菓子を思い出します



そのあとプラプラと伊勢佐木町に行くと、街頭で「中古書籍フェア」が行なわれていました
映画のパンフレットもあったのでゴソゴソと見ていたら・・・あったあった。ブルース・リー人気で火がついた、いわゆる“ドラゴン映画”“カンフー映画”のパンフレット
左から『ドラゴンを消せ!』(1973年・アメリカ)、『嵐を呼ぶドラゴン』(1974年・香港)、『片腕ドラゴン』(1972年・台湾)。
当時はそれぞれがそれなりにヒットして、「ポスト/ブルース・リーの座」争奪戦を繰り広げていましたね。



そしてそして・・・更に見つけたのがこの「ブルース・リーのすべて」という冊子
パンフレットと同じ大きさなのですが、いまだかつて見た事もありませんでしたし、その存在も知りませんでした。発売元も明記されていません。裏には「定価200円」とだけしか印刷されていません。



掲載内容は主に主演映画5本の解説と物語なのですが、「燃えドラ」「危機一発」のあとに公開された「怒りの鉄拳」に合わせて発売されたようです。この3本についての解説の最後にはそれぞれの「上映時間」が記されていますが、4本目の「ドラ道」には記されていません。そのうえ他の3本に比べて詳細な解説がされていません。「死亡遊戯」に至っては、ブルースの構想だけで終わった幻の映画「細鳳」のスチールと記述



その装丁・デザインから想像するに、「怒りの鉄拳」あるいは他のドラゴン映画上映時に、パンフレットと共に販売されていた“副読本”的なものではないでしょうか。何しろブルースの人気は尋常ではありませんでしたから。ブルース関連商品は「出せば売れる」時代でしたね
ち、ち、ち、ち、ちなみにこの中古書籍フェアで購入した4冊の合計金額は15000円(大汗) ブルースが6000円でした・・・

そうそう、思い出した。上の唐辛子ドロップで使用されたブルースのデザイン。
実は10年ほど前(だったかな?)にブルースを商品キャラクターに登用した中外製薬のドリンク剤「新グロモント」のパクリです。もろパクリです



ほらね

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする