加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

裏方さん

2012-01-17 | 舞台・イベント系仕事
出演者&演出家だけだった稽古場にこの方たちが登場すると、いやが上にも本番が近付いていると感じざるを得ません。空気が変わって身が引き締まるんだな、うん

                 

音響の小沢さん
カンタービレでは毎回担当しています。BGMや効果音の編集、ナレーション録音などを演出家の指示に沿って行ない、時には自ら選曲もして、作品のレベルアップをサポートします。出演者の兄貴分的な存在でもあり、アドバイスをしてくれる事も

                 

こちらは照明の宇野さん
カンタービレでは欠かせないスタッフですが、個人的に言えば、僕が「劇団浪漫狂時代」にいた頃からのお付き合いで、もう17年になります 素敵な色合いで物語に奥行きを出す一方、劇場・舞台という異質の空間を、現実的で何の変哲もない自然な空間に演出します。わかりやすく言うと、公演のために舞台上に作られたラーメン屋店内も、街中にある店と変わらないように「魅せて」くれるわけです

                 

昨日までは都内の稽古場を何箇所か借りて転々としていましたが、今日から稽古終了までは同じ場所にこもります そこには先日作り上げた舞台装置も運ばれ建て込み(設置)が行われます。小道具も衣裳も全て揃いますので本番さながらの稽古ができる訳です。
写真は、我が家から持ちだす荷物。事務椅子、ちゃぶ台、レターケース、段ボールには小道具の漫画本や食器類が入っており、全て舞台上で使用されます

では行って来ま~す
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稽古場もろもろ

2012-01-17 | 舞台・イベント系仕事
舞台装置も作れば、小道具も自分たちで揃えます。
小劇場世界のいわゆる“手作り”の一面です。スポンサーがいくつも付く商業ベースの演劇と違って、予算も少ないからね

 

ラーメン屋が舞台ゆえに中華どんぶりや和どんぶり、レンゲなどが賑やかに並びます。カンタービレ公演お得意の「実食」場面では、この食器たちが活躍します
右は店内に飾るメニューの“短冊”。何十年も貼られたままの雰囲気を出すために、きれいだった紙にわざと「汚し」を入れます。イタルの力作(?)です

 

公演初日まであと9日。
出演者が舞台上に全員揃う終盤シーンでは、18名に“生きた動き”をさせるために演出家から細かい指示が飛びます。お互いぶつかったり、戸惑ったり、あるい1人のセリフが出てこなかったりすると次にセリフを言うキャストが動けなくなり、場面自体の流れが止まってしまいます

               

そんな緊張感を和らげてくれるのがコレです。大量の飴、キャンデー、ドロップ 特に今年は乾燥している日が続き、喉に違和感を覚えるキャストが目につきますが、これを頂くとホッとします
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする