後片付けと「解禁」

千秋楽から一夜明けました。腑抜け状態です。マッサージに行ったらさらに体がぐでぇ～っとなりました。昼下がりから夕方にかけて「なんで俺はこの時間に劇場にいないんだろう」と、ドキッとしたりして



集中稽古から公演中に来ていた衣裳や、自宅から持ち込んでいた数々の小道具の後片付け。冬なので衣裳は汗臭くは無いんだけど、埃っぽい。明日クリーニングに出さなきゃ



そして解禁したのが“生モノ”。
稽古終盤から本番中はね、飲みに行っても刺身とか控えるんですよ。傷んでいたりすると大変な事になるし、生玉子なんか心身共に疲労が過ぎているとジンマシンが出る事もあります
でもって、今朝の朝食は玉子かけごは～ん　ずっと食べたかったんですよ。それだけに美味かったぁ～。
ちなみに夕飯はマグロの漬け丼。ひゃっひゃっひゃ

舞台閉幕

劇団カンタービレ公演『恋と的屋とみそらーめん』閉幕いたしました
ご来場下さった方、ご支援下さった方、衣裳・小道具などご協力下さった方・・・ありがとうございました。



新聞・報道、そして記者クラブといった毎日のように僕らを取り巻くマスメディアに切り込みを入れ、またテキヤ一家と地域住民のアツい想いを絡ませた構成だったゆえ、観客の皆さんからは「身近な問題＋すっきり痛快」とご好評を戴きました

私が演じた記者・小坂隆は今でもアツい情熱をもった中年。転属先の政治部／記者クラブの現実を目の当たりにして「戦う事」を決めます。
「記者クラブですか・・・今の日本をダメにしてますよね」と実際に記者クラブに属している知人の記者に応援され、さらに記者クラブと緊密な関係にある企業側の方が見に来て下さり、「よくぞここまで“裏の現実”を描きましたねぇ」と感心されました



また、小坂隆は妹と共に幼い頃より施設で育った設定であるので、大人になった仲の良い兄妹を表現するには？と考えたり、さらには独身役であるゆえに初々しい？恋模様も描かれ、青春時代の頃の甘酸っぱい経験を思い起こしたりと楽しい稽古期間と本番でした



ちなみに私は劇団カンタービレの劇団員ではありません。以前にも何度か申し上げましたが、主宰の渡辺勝巳氏にゲストとして声をかけて頂いている身です。
氏の書く脚本、描く世界観にすんなりと入っていける私がいます。そしてそんな私を「見ていたい」と言ってくれる多くの方々がいます。
できうる限り“カンタービレのイタル”を継続して行こうと考えておりますが、その一方で舞台役者としてはフリーの立場なので、他の劇団／一座／カンパニーにも参加して演技の幅を広げていきたいとも考えております。



舞台「恋と的屋とみそラーメン」、無事閉幕。
ありがとうございました