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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

おでんくん

2006年09月22日 22時34分37秒 | Kanother旅日記
さて引き続き、九州。今回の九州は往復共に福岡空港だったんであるが、福岡空港から帰る時には必ず立ち寄るお店、それが「海幸 空港店」。ここで九州、そして福岡に別れを告げるのは、Kanother的にはほぼ儀式に近いくらいの定番なんである。帰りの飛行機を一便遅めにしてでも立ち寄りたい店。それがここ、海幸です。ここに来ていつも何を喰うかといえば、それはおでん。



今回の注文は、牛スジ串、ごぼ天と里芋。関東風の濃い目出汁のおでんも結構好きなんであるが、九州のおでんやら金沢のおでんやらのような、西日本の薄出汁おでんの方が好きなんは、西日本出身の身には、もうしょうがない。且つ、おでんのタネとして、牛スジってのがまた好物なんである。里芋やら旬のタネがあるとこも嬉しいじゃあないっすか。写真でおでんの隣りにあるのは、秋茄子を使った焼き茄子。またまた焼酎が進みます。



そして次に頼んだのが、茹で蝦蛄。この蝦蛄、東京に引っ越してきてからこっち、あまし旨いと思って喰うたことがない。子供の頃とか蝦蛄が結構好きだったんであるが、そんなイメージもあってか呑み屋で蝦蛄があると割りに注文してまうんやけど、なんやかカスカスしてていま一つ。何だか、もしかして蝦蛄旨いよなぁってのは美化された昔の記憶なんだろおか?とか、大人んなって口が変わったんだろおか?とか最近は思い始めてたんであるが、やはり蝦蛄ってのは旨いやんか!と思い出させてくれるほどの旨い蝦蛄でした。一匹丸茹でがガッツリ三匹出てくるんがまた嬉しい。一匹頬張ってはまた焼酎をグビリ。頬張っては、グビリ。至福である。そんな至福の時を過ごした、福岡空港なんでありました。

さかなくん

2006年09月22日 22時11分25秒 | Kanother旅日記
水戸に引き続き、九州である。九州といえば何か?それはやはりKanotherにとってはトンコツラーメンよりも「焼酎&肴」何である。新鮮な魚介に旨い焼酎。九州に行く楽しみは、やはりこれに尽きる。



画像、光ってて分かりにくいですが、左は鯖の刺身で右が鱧ぬた。鯖の方は、このお店では「釣鯖」と表示しており、その名の通り網でなくその日に一本釣りで釣り上げた、新鮮そのものの逸品。新鮮だと何が違うって、やっぱし歯応えがまったく違う。コリコリと音がしそうなほどの歯応え。これは単に新鮮のみならず、一本釣りの成せるワザなんだろうか?ここまでの歯応えと旨みのある鯖刺しには、正直、この前いつお眼にかかったか記憶に乏しいほどである。板さんがわしの後ろを通り過ぎるときに「今日の鯖、旨いでしょ?」と話しかけてきたくらいだから、相当えぇのが来とったんやろね。

んで、鱧ぬた。丁寧に骨切りされた鱧の湯引きに添えられた、一把丸ごと茹でて結んだ青葱。これを酢味噌につけて喰うわけです。こりゃ不味いわけないっすわ。鱧といえば京都を思い浮かべる向きも多いかと思いますが、福岡のお隣り、大分県の中津ってのが実は鱧の名産地。九州で喰う鱧は新鮮さの面で京都のそれより旨いこと間違いなしです。



引き続いて注文したのは、イイダコとアラ炊き。イイダコはイイ持ちの時期からは若干早いんですが、好きなんで問題ないっす。イイのガッツリと詰まったイイダコはまた堪らんのやけどね。

そしてアラ炊きのアラは、鯛のアラ。このお店では寿司屋とかによくあるカウンターのガラスケースに、刺身に使った後のアラがたくさん並べてあり、注文を聞いてからそのアラを見繕って炊いてくれるんである。だもんで、注文してから若干時間がかかるんであるが、そんなことはカンケーないです。旨いもん喰うのに時間なんか気にしやせん。それに、わしにはイイダコと旨い焼酎がついてます。待つ時間など、あっちゅう間。
そして、出てきたタップリのアラの骨にむしゃぶりつきながら、また焼酎をグビリ。むしゃぶりついては、グビリ。至福である。そんな至福の時を過ごした、九州の一夜なんでありました。