そういえばちょうど1ヶ月前になりますが、3月の初旬のこと、中国は威海てなところへ行ったんでした。この威海、今では一般に馴染みのない街なんですが、元々は明の時代に倭寇防衛のために設置された防衛都市「威海衛」に端を発する、歴史的な軍事都市。清朝の末期には、ここに李鴻章率いる北洋海軍の基地が置かれ、日清戦争を経て下関条約締結後には、一時日本が保障占領したってな歴史もあります。山東半島の先端と言う地政学的に重要な立地なので、その後もイギリスと日本が代わる代わる占領したりしてるようです。
そんな威海なわけですが、山東半島の先端ということは、実は朝鮮半島に最も近い地点でもあるワケで、威海は仁川やら平澤やらといった、韓国の黄海側の都市といくつものフェリー航路で繋がれておりやす。今回のKanother的威海行きも、仁川発のフェリーで威海に向かうと言う行程でした。
Kanother的には、実は下関~釜山、境港~東海に続く3度目のフェリーによる国境越え。フェリーと言う交通機関は飛行機に比べて安価なワケで、基本的に所得が高い層は飛行機をチョイスする場合が多く、相対的に裕福な日本人はだいたい飛行機をチョイスすることになるんで、フェリー船内ではいつも自分ら以外に日本人は居ないと言う完全アウェーになるんですよ。
そしてフェリーの場合、飛行機とかと違って所謂「行商」的な往来が多く、皆さん対岸でブツを売り捌いてのシゴトあがりで、懐に現金状態。且つ船中泊で時間はタップリあるってんで、ヒトっ風呂浴びてビールなど呑みつつ、トランプゲームやら麻雀やらに興じてたりとかします。そして間違いなく皆さん懐の金を賭けてるんで、あちらこちらで凄ぇ興奮ぶり。当然、船内はマジでうるさいほど賑やかになるワケです。
写真は威海到着後、チェックインしたホテルから「おお、あれに乗って仁川から来たんだのう」と思いながら眺めたフェリー。航路的にそもそも波が少ないのか、それとも当日の天気が良かっただけなのかは分かりませんが、何しろ乗り心地は良かったですよ。船内が賑やか過ぎる以外は、ね?
そんな威海なわけですが、山東半島の先端ということは、実は朝鮮半島に最も近い地点でもあるワケで、威海は仁川やら平澤やらといった、韓国の黄海側の都市といくつものフェリー航路で繋がれておりやす。今回のKanother的威海行きも、仁川発のフェリーで威海に向かうと言う行程でした。
Kanother的には、実は下関~釜山、境港~東海に続く3度目のフェリーによる国境越え。フェリーと言う交通機関は飛行機に比べて安価なワケで、基本的に所得が高い層は飛行機をチョイスする場合が多く、相対的に裕福な日本人はだいたい飛行機をチョイスすることになるんで、フェリー船内ではいつも自分ら以外に日本人は居ないと言う完全アウェーになるんですよ。
そしてフェリーの場合、飛行機とかと違って所謂「行商」的な往来が多く、皆さん対岸でブツを売り捌いてのシゴトあがりで、懐に現金状態。且つ船中泊で時間はタップリあるってんで、ヒトっ風呂浴びてビールなど呑みつつ、トランプゲームやら麻雀やらに興じてたりとかします。そして間違いなく皆さん懐の金を賭けてるんで、あちらこちらで凄ぇ興奮ぶり。当然、船内はマジでうるさいほど賑やかになるワケです。
写真は威海到着後、チェックインしたホテルから「おお、あれに乗って仁川から来たんだのう」と思いながら眺めたフェリー。航路的にそもそも波が少ないのか、それとも当日の天気が良かっただけなのかは分かりませんが、何しろ乗り心地は良かったですよ。船内が賑やか過ぎる以外は、ね?