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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

熊野速玉大社~神倉神社

2012年05月03日 23時59分00秒 | Kanother旅日記
今日も今日とてKanother in 熊野速玉大社。でたん本所支部スプリングツアー最終日でございやす。

夕べは本州最南端、潮岬のさらに最南端に位置する宿に泊まってたんですが、ほぼ海に囲まれている状況で、聞こえるのは波の音ばかり。そして窓から外を眺めれば、見えるのは燈台の灯りばかり。

そんな潮岬には、本宮さんにお詣りした後、新宮駅へ戻る途中で伺う予定だったんですが、昨日お話しの通りの強い雨で新宮方面の道路が交通止め、潮岬に直接伺った我々、昨日は熊野速玉大社へ伺うことが出来なかったんでした。そんなワケで午前中は潮岬を散歩した後、午後に新宮へ戻り、熊野速玉大社さんに伺うってなことになったワケです。

こんな経緯で熊野三山をお詣りした我々だったんですが、その行程のなか、至るところで色んな人に「ここに是非行け」と言われた場所があったんです。それが新宮の神倉神社さん。

そもそも熊野の神様は新宮にある巨大な岩にまず降りてきて・・・・・・てな原初的な巨岩信仰が熊野信仰の始まりのようなんですが、そのまず神様が降りてきた岩を祀っているのが、この神倉神社。言わば熊野信仰の原点と言える場所なんだそうですよ。

しかしその岩があるのが、急な階段(源頼朝が組んだと伝わる自然石の階段)を538段ほど登った先にあるってんで、本所支部一行、はじめはヒジョーに躊躇してたんですよ。

躊躇してたんですが、太地町に行こうかと思っていたツアー最終日、上記のような諸事情により新宮へ速玉さん詣でに行かねばならなくなった時点で「これは神倉神社が呼んでいるのではないか?」てな感情がムクムクと湧いてきたワケですな。

そんなワケで速玉さんに伺ったあと、その足で神倉神社へ詣でたんですが、いやキツかった!思っていたよりも全然キツかったんですが、その先にある神々しいまでの"天磐盾"を目の当たりにすると、昨日感じた自然への畏怖の念がさらに深まる思いがしたんでした。

キツい。しんどい。でもその先でしか得られない何かが確実にあるのだと深く感じ入った、今回の旅でございました。素晴らしかった!本所支部的には、おそらくまた行くのではないかと言う予感がしてたりする、この度の熊野詣でだったんでした。