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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

浅草寺・伝法院庭園

2013年05月03日 23時55分00秒 | 関心事
浅草・伝法院。Kanotherにとってその名は長く「伝法院通り」という通りの名としてしか認識してませんでした。この伝法院通り、浅草寺から通称「煮込み通り」と呼ばれる通りに抜ける際に通る通りで、この道自体はしょっちゅう通ってたワケなんですが、「伝法院」という建物があるってのは認識してなかったんですな。

それを始めて認識したのがNHKの番組「ブラタモリ」。この番組で普段は非公開の伝法院の庭園が紹介されてて、ああ、そう言えば仲見世通りの横に塀に閉ざされたスペースがあったなぁ、あそこか!と「伝法院」が認識されて以来、いつかこの庭園を観てみたいと願っていたんでした。そんな伝法院の庭園が期間限定で一般公開されるってんで、こらぁ行かねぇってぇ法はねぇじゃあねぇですか?てことで行って参りやしたよ、伝法院の庭園。

そもそもこの伝法院ってぇのは浅草寺の本坊で、江戸期には浅草寺を訪れた将軍さんの休憩場所などにも用いられたんだそうですよ。寛永年間に小堀遠州により作庭されたと伝えられる「廻遊式庭園」であるこの伝法院の庭園、2011年9月21日付けで国の名勝に指定されたんだとかで、そんなこんなもあっての特別公開ってこともあるんでしょうかね。

何しろ念願の伝法院さんの庭園、お庭の見事さは勿論だったワケですが、いまの伝法院では寛永年間には見る事の出来なかった景色が見られるんですよ。それがこちら、五重塔とスカイツリーの共演!



伝法院の庭園の池越しに眺める、寛永の江戸と平成の東京。将軍さんも見られなかったこの景色、次に見られるのはいつなんでしょうか?何しろこれは必見ですよ。マジでマジで。

今回はこの庭園だけでなく、普段は非公開の浅草寺秘蔵の寺宝や絵馬などを公開する「大絵馬・寺宝展」も開催されてて、その収益は東日本大震災の義援金とされるんだそうです。開催期間は5月7日まで。まだ間に合うッ!急げッ!