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dtnkanother_Buchilog_Jaken

碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

いせや

2006年09月10日 00時50分04秒 | 酒場は浮世のパラダイス
今日の稽古は吉祥寺。ここんとこ、稽古場を江東周辺と吉祥寺でランダムにセッティングしてるんである。で、今日の稽古後のでたんミーティングの場は、吉祥寺いせや。武蔵野のモツ焼きの名店でございます。

前にもいせやに触れたことがあって、そん時にゃ「吉祥寺・いせやも瓶ビール頼むとこれだったんすけど、最近になって普通の黒ラベルになりました。哀しい。」とか言うてましたが、今日行った井の頭公園そばの店舗では、サッポロラガーが復活してやした。嬉しいっ!



で、いせやに行くといつも頼むのが、奥に見えるシューマイと手前の煮込み。



このシューマイは、吉祥寺に来たらマスト喰いってぇくらいの代物っす。このいせや、肉屋がやってるお店なんで、肉の味はお墨付き。フツーのシューマイの数倍はあろうかというサイズの喰い応えに、肉汁の滴るジューシーな味わい。皿に添えられた辛子に醤油を少し垂らして喰うのが堪らんです。サッポロラガーがガンガン進みます。

そして煮込みは少し濃い目の味付けにニンジン、ダイコン、コンニャクにネギ。こいつに七味をタップリめにかければ、サッポロラガーがさらにバンバン進みます。



そして、モツ焼きはシロ、ガツ、ハツ、カシラを塩で。こいつにもタップリめの七味をまぶしつつ頬張るわけっす。これでまたサッポロラガーがガンガン&バンバン、略してガンバン進むわけっす。

いせやのカウンターには、ウィスキーの空き瓶等に無造作に入れられた梅シロップが置いてあり、酎ハイを注文してこの梅シロップを少~し垂らせば、下町風ハイボールの出来上がり。これがまた堪らんのです。今度は肴がガンバン進むという、心地よい好循環。ナイスですね。

皆さんも、吉祥寺にお越しの際には是非!そしてシューマイはマスト喰い!でございます。

上野の片隅でサッポロラガーに喉を鳴らす

2006年09月09日 13時32分30秒 | Kanother酒日記
タイトルは真剣師・いしなが氏風。それはそれとして、以前「Kanotherの胸をキュンキュンに掴んだ、サッポロラガー」てなことを書いたことがありましたが、先日ひょんなことからサッポロラガーに出会いました。



少し前の話になるんすけども、「伊藤若冲と江戸絵画展」を観に、ツレアイと上野の東京国立博物館に行った帰り、上野駅構内にあるアイリッシュパブ、「スタシェーン」でギネスでも一杯呑んで帰るかぁ~みたいな話しになって立ち寄ったところ、そこにサッポロラガーのポップが燦然と飾ってあり、ギネスを呑むつもりが思わず「サ、サッポロラガー!」と言うてしまってたんでした。ギネスよ、正直すまん。

極めてパブ的な造りの店内で、ハインツのビネガーをふりかけた典型的パブメニューのフィッシュ&チップスを頬張りつつ、日本の瓶ビールの歴史を作ってきたサッポロラガーをグラスに注いでグイッと呷る。一見ミスマッチ風にも見えますが、当のKanotherの喉は悦びにキュンキュンと鳴ってたんでありました。

亀有・大漁船

2006年09月07日 00時38分00秒 | 酒場は浮世のパラダイス
以前、「Kanother・シメサバランキング一位に君臨するのは、亀有・大漁船のシメサバなんですが、これはまたそのうちにご紹介致しやす」てなことを書いたことがありましたが、久々に行って参りやした、大漁船!



このお店、亀有駅北口を出てすぐに右折、徒歩1分程度のところにある地味ながら魚の旨い名店。それもそのはず、寺島水産ってな水産会社の直営なんである。店内のホワイトボードは、本日のおススメ刺身がズラリと書き並べてあり、自信の程が伺えるところである。



で、これがシメサバ。Kanother亀有在住時にはメニューには単に「シメサバ」と書かれてましたが、2年ほど留守にしてる間に表記は「特上シメサバ」に変わってました。でも許そう。旨いからね。

何がどう旨いかってぇと、ほとんどシメた感じがないんである。薄~く酢っぽいフレーバーは感じつつも、ほぼ刺身に近い味わい。サバは生き腐れってぇほど足の速い魚なんで、こんだけ薄いシメで出せるってぇことは、相当に活きに自信ありってことよな。久々に喰いやしたが、その味は変わらず。嬉しかったす。

で、この大漁船、魚が旨いのは当然として、Kanother的にお気に入りの一品があったんである。それは、ニラ玉。そう、以前にその多様性について言及した、ニラ玉である。


※ニラ玉は奥。手前は貝刺し盛りです。これも旨かった!

ご覧の通り、大漁船のニラ玉は一見、卵焼き風。てか、Kanother亀有在住時はもうちっとツユダクだったんであるが、2年ほど留守にしてる間に進化してました。

何がどう進化しているかというと、一見して卵焼き風のこのニラ玉、表面は固めに焼き上がりながらも中身は半熟、ってかトロトロの半熟未満っちう絶妙の焼き加減なんである。要するに、見た目にはツユダクさを感じさせずも、噛み切ると中から半熟未満でユルユルの温かくも液状の卵黄と卵白が口の中に溢れ出すんである。こいつぁ堪らん!

てなことで亀有・大漁船、昔っからおススメ店であったんであるが、ニラ玉が進化しとる分、以前にも増しておススメ度の高い店に変貌してたんであった。また行くでぇ!