クラブマネジャー星です。
現代社会では運動習慣の定着が健康づくりには必須と言われていますが、国民の運動実施率は上がっていません。
高齢者世代は健康への意識の高まりからくる運動習慣は定着してきました。
問題は働き世代の運動習慣です。
魚沼地域の健康調査によると40代で運動習慣(週に1回ないしは2回運動している人)は男女ともにだいたい30%です。
これは健康づくりの意識が低く、体力が低下している現状を表しています。
何とかしなければいけない問題です。
60代女性は60%弱と半数を超えていく数字が出ていて60代男性は50%となっています。
年齢が上がるにしたがって実施率は増えていっていますが、これをできるだけ早く始められるように改善していくのが大事になってきています。
先週の土曜日、毎年恒例の市民体力測定会が開催されました。
ここでは30代から50代までの働き盛り世代の皆さんが集まって楽しく、真剣に自分自身の体力と向き合っていました。
体力自慢が集まるものではなく、普段の生活習慣がない人たちも参加してくれました。
毎年参加してくれる方がいます。
全身反応時間。
体組成計で、カラダの中身をチェックします。
全身の筋力が試される30秒間上体起こし。
反復横跳びは敏捷性をみます。
立幅跳びは普段の生活習慣にない動きなので、みなさん本気になって取り組んでいました。
最後はみんなで20Mシャトルラン。
持久力は落ちやすいですが、日常の中でウォーキングや軽いランニングなどを定期的に取り入れると維持できます。
まずはこのような体力測定で現状を把握していただいてから、普段の生活の中に運動習慣を取り入れられるようにお手伝いしていきたいものです。
健康的に生活する、というのはなかなか難しいことですが、まずはできることから始めてきたいものですね。