e-spo Horitaiスタッフダイアリー

e-spo & Horitai スタッフがクラブと堀之内体育館の毎日を思いつくままにお知らせいたします。

いつもでも歩けるように 〜腰・膝、骨のお話

2024-11-16 09:44:21 | Weblog

クラブマネジャー 星です。

昨日は我がクラブ恒例の市民向けの健康講座を開催しました。

今年も大好評で定員いっぱいの140名のクラブ員、市民が参加し、大盛況でした。

今回のテーマは「骨」です。

若者から高齢者まで骨を強くしておけば健康に過ごせることはわかっていますが、それを実践するのが何より重要です。

講師に魚沼基幹病院、副病院長である生越 章(おごせ あきら)医師をお招きして「骨」を強くする秘訣を講義していただきました。

生越先生は新潟大学地域医療教育センターの特任教授であり、この「骨」についての超・専門家でいらっしゃいます。

この日は「いつもでも歩けるように 〜腰・膝、骨のお話」ということで、講義を進めていただきました。

そのなかでもポイントは4つです。

ここを140名みんなで学んでいきました。

〇骨粗しょう症と骨折(骨)

〇脊柱管狭窄症を知る(腰)

〇変形性膝関節症を知る(膝)

〇その予防と対処について(食事・運動)

 

小出ボランティアセンターが満員でした。

骨について。

骨粗しょう症は以下の原因が考えられるということです。

➊加齢

➋遺伝

➌O脚

そしてその予防は食事運動が一番重要とのことでした。

運動については「骨」を強くする種類はさまざまありますが、骨の強さと筋力は完璧に相関関係にあるので、やはり筋トレが必要のようです。

そしてその筋トレが一番なんですが、何よりも継続できるかにかかっているとのこと。

やはり運動習慣の獲得が大事ですね。

 

その他に脊柱管狭窄症(腰)や変形性膝関節症(膝)についても生越先生には大変分かりやすく説明していただきました。

膝の構造についても写真で示していただき、みなさんがよく理解した様子でした。

膝は軟骨がとても大事ですが、それが誰でも加齢とともにすり減ってしまいます。

誰でも加齢しますので、その対処法の理解が重要となります。そして理解したうえで実践してくことがまた少し高めのハードルとなります。

具体的に簡単に紹介すると膝痛をラクにするのは筋トレと減量だということでした。

筋トレは何といっても大腿四頭筋トレーニングです。

減量は運動を並行して行うことが必須とのことでした。

 

 

 

講義60分が終了し、その後の30分は集まった市民からたくさんの質問が出ました。

事前に用意してあった質問にも多くの悩みがあり、いかに皆さんが関節の痛みに悩んでいらっしゃるか、現状がよくわかりました。

エンジョイスポーツクラブ魚沼、上村伯人理事長が生越先生に依頼してこの講習会が企画されました。

この日も座長を務めていただき、内容の核心をつく質問を市民から引き出していらっしゃいました。

 

今回のテーマは「骨」ということでみなさんの関心が大きいことがわかりました。

140名の参加者でなんと136名がアンケートを回答していただき提出していきました。すごいです!

そのほとんどは内容がよくわかった、今日からまたがんばりたい、という希望を抱いたものでした。

それだけ生越先生の講義に魂がこもっていた証拠でしょう。

素晴らしい講義をしていただいた生越先生に感謝の気持ちでいっぱいです。

私たち指導者もずいぶん刺激をいただきました。

 

魚沼圏域は医療資源が少ないこともありますが、医療機関と連携して様々な取り組みを試しています。

このような市民とともに学べる場をこれからもクラブで提案し、提供していきたいと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」による運動習慣のススメ

2024-11-01 09:11:33 | Weblog
健康運動指導士 星です。
 
先日は柏崎市の食生活改善推進委員協議会さんの支部研修の講師にいってきました。
「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」による運動習慣のススメ
というテーマで80分の講義をしてきました。
 
この研修会は主催は食生活改善推進委員協議会さんですが、柏崎保健所さんが内容を企画したようで、
講習のあとに充実したグループワークができました。
 
 
 
柏崎保健所さん、食推さんなど健康づくりには関心があるんですが、主に運動分野が苦手な人たちの集まりでした。
このような活動をしている人たちでも、運動習慣の定着はその個々人のなかでは相当な高いハードルとなっています。
 
厚労省が定めている健康日本21最終評価において、国民の活動量(歩数)、運動習慣者の割合は減少傾向となっており、
その改善策は個々にゆだねられていてこのままでは国民の体力低下は進むばかりです。
 
その結果国の医療費だけが膨大にかかってしまっている状況です。
 
指導者はその原点に返って、運動の大切さを主体的に実践できる環境を整えなければなりません。
それには私たちのようなスポーツ指導者は他の職種との連携が鍵を握っています。
スポーツの楽しさをしっかり伝えられるように関係している団体と課題を共有していきたいものです。
 
私たちのクラブは地域の課題に取り組むフットワークの軽い団体であり続けますので、お気軽にご相談ください。
 
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