桜前線は北上中。
でありながら徳島の開花宣言はまだ。
前にも書いたが、いわゆる標本木の設定の問題。
徳島地方気象台は数年前に標本木を老木から若木に変更した。
「安定した観測ができる」と豪語していたが、若木故に身持ちが硬い。
桜の開花地図は徳島だけ空白で残したまま北陸へと北上中。
意味がわからない。
これは設定にセンスがないということ。
広島は標本木を変えた結果、今年は日本で一番早い開花となってニュースとなった。
別に一番にならなくても良いが、もうあちこちで桜が咲き始めていると言うのに、全国的には未だ開花していない事になっていることの居心地の悪さ。
これを気にしないのは鈍感すぎる。
開花宣言を合図に花見の予定を立てようとすると、下手をすれば満開を狙ったつもりが手遅れという事にもなりかねない。
これは罪深い。
山はもう淡いピンク色がもこもこと自己主張を始めている。
頑なに標本木にこだわる愚かさ。
まあ役所らしいと言えばそれまでだが。
全くナンセンス。
因みに今日ボクは四国霊場八番札所熊谷寺へチェリーハンティング🌸
ソメイヨシノはまだ三分咲きだが、枝垂れ桜はほぼ満開。
キレイだった。
近くの宮川内ダムの桜も四分、五分咲き辺りか。
桜前線の足並みを乱れさせる徳島地方気象台の宣言などどこ吹く風。
桜は勝手に咲いている。