昨日の話。
洗濯物を取り込んでいたら、靴下のかかとが薄くなっているのに気がついた。
ユニクロの靴下である。
僕の足の指は親指が人差し指(足でも人差し指と言って良いものか)より長い。
ネットによると、最も多くの人に見られるエジプト人タイプと言われるものらしい。
ご丁寧に足指による性格診断も書いてある。
「心優しくロマンチスト。感情豊かだが、集中力に欠ける一面もある」。
当たっているかどうかは分からないが、当たっているならこの世には「ロマンチスト」が多いと言うことになる。
話を靴下に戻そう。
昔、靴下は親指の部分に穴が開くことが多かった。
子供の頃は母親が繕ってくれた。
大学時代は1人暮らしだったから、自分で穴をふさいで履き続けた。
最近、親指の部分に穴が開かない。
親指が縮んだわけではなく、靴下が強くなったのだろう。
代わりにかかとが薄くなる。
かかとの穴は繕わない。
捨てて、買い換える。
強くなったし、安くなった。
僕の子供の頃は、皆、何処かしら繕ったものを着ていた。
穴が開いたまま着ている子もいた。
今、そんな子供たちはほとんど見ない。
何しろ、小学生がアルマーニを着る時代なのだ。
アルマーニは大袈裟でも、ブランドを身にまとったガキは多い。
ブランドの靴下は穴が開いたらどうするのだろう。
繕った時点でブランドの価値は失墜するような気もする。
でも捨てるのはもったいないと、昭和のオヤジは思ってしまう。
靴下の穴から見えたのは母親の愛・・・なんて言うとダサいが、モノを大切にする気持ちは養われたと思う。
そういえば服の捨て時が分からないなと思ったが、長くなったので次にしよう。
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