気まぐれロンリー 人生リボーン!

旅好き酒好きオヤジのロンリーライフ。
風に吹かれて何処をさすらう。
明日はいずこの草枕。

希望

2016-07-18 11:58:40 | 日記
国際仲裁裁判所の決定を「紙くず」と言って無視する中国。
それを支持するロシア。
つくづく日本って危険地帯にいるんだなと思う。
北朝鮮もあるしね。

家の周りに泥棒やヤクザや人殺しが住んでるみたいな状況。

唯一のお友達であるはずの韓国も、気紛れで信用は薄いし。
遠くにいるボディガードのアメリカ。
力はあるけど傲慢で無理ばかり押し付けてくる。

いざという時は守ってくれるという言葉を信じて、言いなりになってるけど、いざという時にどうなるかは誰も分からない。
エアバッグみたいなものかな。
本当に機能するかどうかは事故に遭わなきゃ分からない。

日本ってずっとそんな状況なんだよね。
アメリカというボディガード的存在を除けば。

中国と戦争して、ロシアと戦争して、西欧列強の触手から逃れて、頼りない朝鮮を併合して、満州なんて国を作って防壁を作って、何とか日本列島を守ってきたわけで。
帝国主義を肯定もしないし、戦争を肯定もしないけど、中国やロシアのようなならず者国家が隣にいて、とても日本人の常識と合わない傍若無人の振る舞いをしていたなら、現に今しているような、心優しき日本人も怒るでしょう。
まして時代が時代だったら、戦争に至ることは必然だったと思いますね。

もちろん今はそんな時代じゃありません。

でも、腹たつよね。
中国も、ロシアも。

奴らは信用できません。

アメリカは横暴だけど、アメリカのおかげで泥棒は息を潜めています。
日米安保がなかったら・・・想像するだに恐ろしい。

もちろんそんな状況は良くないんです。
「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存が保持」できるなら、そんな素晴らしいことはない。

でも、ロシアに中国に、北朝鮮ですよ。

理想を抱き追い求めることは素晴らしいことです。
崇高な理念を掲げた憲法を守りぬくことも素晴らしいことです。

でもね。

銃社会のアメリカが銃規制できないように、銃が氾濫した社会で銃を放棄することは恐ろしいことでしょう。
われらの安全と生存を他人に委ねることはできないでしょうね。
入ってはいけない道に入ってしまった状態。
後戻りはできない道で前に進むしかない状態。

人類はそんな隘路に入ってしまってるんだと思います。

パンドラの匣が開いて悪が飛び散った状態。

イスラム国だってアメリカが産み落としたようなもの。
中東の混乱はそもそも西欧列強の覇権主義が産んだもの。
大航海時代、産業革命、帝国主義・・・第二次世界大戦が終わり世界に秩序がもたらされたかと思えば、冷戦の時代。
冷戦は終わったようで終わっていない。
睨み合う大国。
終わらない内戦。

「平和を愛する諸国民」って何処にいるんでしょう?

国民が平和を愛しても国家は平和を愛していない。

パンドラの匣に残った希望って何なんでしょうね。



庭のツユクサが青紫の花をつけています。
今夜ボクは茄子と胡瓜とシソとミョウガを塩もみし、美味しいビールを飲み、旨い日本酒を飲むでしょう。
ボクのささやかな希望です。
コメント
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