to go somewhere, to be something

楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
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2010年6月12日 シリーズ松田聖子 第九回 「時間の国のアリス」

2010年06月12日 12時27分47秒 | 音楽
「天国のキッス」の時が一番かわいい、と以前に書きましたが、この曲のときも負けていません。ただ、雰囲気は違いますが。なんというか、大人っぽくなった感じ、と言えばよいのでしょうか。

当時、この曲をあまり好きではなかったのは、変わっていく松田聖子に戸惑いを感じたからかもしれません。この曲の歌詞も、なんか子供っぽく思えたし。

この後、松田聖子は1曲ごとに雰囲気が変わっていきます。松任谷由実さんの手による最後のシングルでもあり、変わり目の1曲と家rでしょう。


松田聖子の数多くある隠れた名曲を演出してきた、故・大村雅朗氏のアレンジが素晴らしいですね。この曲のイメージを見事に表しています。これも集大成といった感じでしょうか。



ところで、このころの松田聖子は、テレビ等の生演奏のときは、オリジナルより高いキーで歌っているのですね。なぜなんでしょう。でも、高いキーのほうが素敵です。





時間の国のアリス   1984年5月10日発売 シングルA面

作詞:松本 隆
作曲:呉田 軽穂
編曲:大村 雅朗
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2010年6月4日 シリーズ松田聖子 第八回 「マドラス・チェックの恋人」

2010年06月05日 01時54分25秒 | 音楽
この曲は、松田聖子のシングルB面曲の中でも、「制服」「愛されたいの」と並んで非常に人気の高い曲です。タイトルは恋人、ですが、実際には、声をかけてきた男を軽く袖にしたが、後になって後悔する内容です。


マドラスチェックの発祥の地は、インド南部のマドラスという都市で、いまはチェンナイという名前になっています。ここは東インド会社の本拠地だったところで、特産品の綿製品とともに世界に広がっていったとのことです。ジャック・スパロウは、昔東インド会社の船乗りだったそうなので、きっとこのマドラスにも行ったことがあるのでしょう。



それにしても、マドラスチェックのブレザーを着て真っ白なクルーザーに乗っているとは、どんなけお坊ちゃんなんでしょう。








マドラス・チェックの恋人  1982年7月21日発売 シングルB面


作詞:松本 隆
作曲:呉田 軽穂
編曲:松任谷 正隆
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2010年4月23日 シリーズ松田聖子 第六回 「Canary」

2010年04月24日 00時40分34秒 | 音楽
8枚目のオリジナルアルバムのタイトル曲は、松田聖子本人の作曲によるものです。




自身の姿を投影したかのような曲としては、「Star」が有名ですが、この曲もそうである様に思えます。初めて自分で作曲した曲であるところに、深い意味があるように思えます。今も唄い続けている松田聖子の姿を暗示していたのかもしれません。







この曲の歌詞の素晴らしさは、「シトロエン」ですね。この一言で、この曲の風景は一気にヨーロッパです。当時はNHKでは歌詞を変えて歌っていましたが。

ヨーロッパと考えると、バラの模様の壁紙もしっくりくるような気がします。





Canary  1983年12月10日発売 アルバム「Canary」収録


作詞:松本 隆
作曲:SEIKO
編曲:大村 雅朗
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2010年4月19日 シリーズ松田聖子 第五回 「四月は風の旅人」

2010年04月20日 00時05分14秒 | 音楽
休養から復帰した後にリリースされたアルバム、松本隆さんがかかわった最後のアルバム「Citron」に収録された曲です。


この時期は、アイドルから現在の松田聖子に移行する時期で、評価も微妙のようですが、個人的には好きなアルバムです。そして、私が購入した最後のオリジナルアルバムでもあります。ただ、この唄い方は好きではないのですが。





このアルバムからは、強いメッセージ性を感じるのです。過去の松田聖子の曲を思わせる歌詞が随所に出てくるし。このアルバム全体が、松本隆さんから、松田聖子へのメッセージのように感じるのは私だけでしょうか。







その中でも一番メッセージ性を感じるのが「四月は風の旅人」です。風使いの松本隆さんが存分に風を使っています。歌詞も、何か集大成的な意図を感じてしまうのは考えすぎでしょうか。





特に、「一人羽ばたく自信を空の鳥に教わりたい」は、「Canary」と対比させているのではないかと思いますが、いかがでしょう。








四月は風の旅人  1988年5月11日発売 アルバム「Citron」収録


作詞:松本 隆
作曲: John Dexter・David Foster
編曲: David Foster
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2010年4月18日 シリーズ松田聖子 第四回 「天国のキッス」

2010年04月18日 21時19分05秒 | 音楽
この曲は、細野晴臣氏の手による初めてのシングルとなります。細野晴臣氏提供の曲は、他に「ガラスの林檎」「ピンクのモーツァルト」等。かなり細野氏の遊び心満載となっています。この曲を松田聖子はどう唄うか、楽しんでいるかのようです。


そのためか、いまひとつ一般受けは悪いようです。野球のピッチャーでいえば、松任谷由実の曲がストレート、細野晴臣の曲は魔球、といった感じでしょうか。




この曲の特徴は、頻繁に転調を繰り返すコード進行なのでしょう。残念ながら私は楽譜は読めてもコードは読めないのですが、詳しい人に言わせると、すごいらしいです。
これがある意味不安定な揺らぎ感を醸しだし、タイトルにふさわしい浮遊感というか、天国に手が届きそうなイメージを表していると思います。


われわれは曲から入っているのでさほど思いませんが、初見で楽譜を見たらものすごく難しいのでしょうが、難しさを感じさせず唄っているのはさすがだと思います。











ところで、動画投稿サイトでこの曲の映像を数多く見ることができますが、この時期の松田聖子が一番かわいいと思います。


振り付けも最高です。特に、「ねぇダーリン」のところがグッド、可愛さ爆発です。何より、これほど楽しそうに唄う人はあまりいないでしょう。







天国のキッス   1983年4月27日発売 シングルA面

作詞:松本 隆
作曲:細野 晴臣
編曲:細野 晴臣
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