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2024年8月6日 青森旅行 三日目 その1(盛美園)

2024年08月18日 17時25分31秒 | 旅行

旅行三日目。

 

今日の朝の出発は10時ですが、朝食は8時~になります。

 

連泊なので、一部メニューが変わっています。

 

津軽半島の西側の砂丘地帯ではメロン栽培が盛んだそうです。

このメロンは地元産かどうかはわかりませんが。

 

 

稲垣温泉ホテルに宿泊した感想です。

 

最初部屋に案内されたときは、正直えっ、と思いましたが、二泊しているうちに、悪くない宿と思うようになりました。

気のきいたサービスとかはありませんが、誠実な感じが心地よくなってきました。

なにより温泉の良さは抜群です。

 

 

 

 

今日は宿から南下し、平川市に向かいます。

 

五所川原から五能線沿いに南下すると、周辺はリンゴ畑が広がる地域になります。

津軽といえばリンゴですが、りんごを栽培しているのは弘前周辺の地域のみです。これもバスガイドさんに教わりました。

 

 

そして、今までずっと厚い雲に覆われていた岩木山、頂上付近に雲はありますが、ようやく姿を見せてくれました。

 

 

 

 

本日最初の目的地は盛美園。

この地域特有の大石武学流という様式の庭園になります。

 

 

 

 

 

 

敷地内にある御宝殿。

庭園を造った清藤家の位牌堂で、保護のため通常30分毎にしか公開されません。

内部は金箔で覆われ、そのまんま中尊寺金色堂といった感じです。内部は撮影禁止です。

 

庭園内にある盛美館。一階は和式、二階は様式の建物で、一階のみ見学することができます。

 

この日はかなり暑い日でしたが、建物に上がると涼しい風が吹き抜けます。

 

 

螺鈿細工のきれいな茶箪笥。

 

 

 

今回のツアーのコースに入っていなかったら多分来ることはなかったであろう盛美園、日本にはまだ知らない名所はたくさんあるのです。

 

                                         <その2に続く>


2024年8月5日 青森旅行 二日目 その5(青森ねぶた祭 後編)

2024年08月17日 14時59分53秒 | 旅行

19時になり、青森ねぶた祭スタートです。

とはいえ、スタート地点からは一番遠い場所のため、ねぶた到着までには少し時間がかかります。

 

なので、コースの途中から4基のねぶたが先行で運行を開始するようになっています。

全部で22基が出陣し、全てのねぶたがスタート地点に戻った時点で終了となります。

2周目はありません。

 

 

 

 

 

青森のねぶたは、電線がある関係で高さは5m程度ですが、道路幅が広いため、幅は最大9mあります。

その大きな舞台上で物語が展開されているため、クローズアップよりも全体を写した方がきれいに見えると思います。

 

 

青森ねぶた名物の出世大太鼓。直径3.1m、10尺の日本有数の大太鼓です。

この辺の話もバスガイドさんがしてくれました。

 

 

 

 

 

 

2024年の青森ねぶた大賞を受賞した鬼子母神。

(注:8月5日時点では発表されていません)

 

 

 

 

 

青森ねぶた祭りは、衣装さえ用意すれば、だれでも自由に参加することができます。

参加者は跳人と呼ばれ、片足2回づつジャンプする姿を見たことがあると思います。しかし、ジャンプしている人はほどんどおらず、ただ歩いている人が多い感じでした。

あのジャンプもコツが必要と思われ、うまい人はすごく格好良いですが、飛び入り参加では難しいのかもしれません。

そもそも一周3kmの間ずっと跳ねているわけではないし、跳ねていられるわけもありません。

 

 

 

大型ねぶたの他に小さなコマーシャルねぶたもたくさんありますが、こんなのもありました。

志田千陽選手が青森山田高校出身です。今年のねぶた祭りでしか見ることのできない貴重な光景でした。

 

 

我々の観覧席のすぐ先に曲がり角があるため、この辺はねぶたが渋滞しやすく、それはそれでなかなか面白かったです。

 

 

 

 

 

ねぶたも後半に入ります。

日本通運のねぶたは、怪猫 佐賀の夜桜。

 

 

で、この次にやってきたのはクロネコヤマト。

これは完全に狙っているでしょう。

 

 

 

 

最後のねぶたの後面は真田幸村。

 

 

これでこの日の青森ねぶた祭りは終了です。

 

 

 

 

 

青森ねぶた祭を観覧した感想ですが、まず、日本を代表する夏まつりであり、規模の大きさはさすがです。

町全体がの盛り上がり方もものすごくパワーを感じました。

 

ただ、ねぶたはどれも勇壮できれいなのですが、どの団体も画一的な印象を受けました。

これは観る側がねぶた祭りのクオリティについていけていないためかも知れませんが、一番の理由は、昨日五所川原立佞武多を観たためと思われます。

五所川原立佞武多を観たことによって感動の閾値が上がってしまった、ということなのかなとおもいます。

青森を先に観ていたら全く違う感想だったかもしれません。

 

 

 

 

終了後、バスが停車している場所まで20分ほど歩きます。

ねぶたのスタート地点付近では人も多く、歩道を歩くのも大変な状況でしたが、観覧席付近はそれほど人も多くなく、スムーズに移動できました。

途中青森市文化会館でトイレも使用できて、これはこれで良い場所であったと思います。

 

 

 

 

バスで1時間以上かけて宿に戻ります。

 

温泉に入り、夜食用に買っておいた工藤パンのイギリストーストとリンゴジュース、宿の自販機で購入したビールで、旅行2日目は終了です。

 

 

 

                                      <三日目に続く>


2024年8月5日 青森旅行 二日目 その4(青森ねぶた祭 前編)

2024年08月16日 14時39分32秒 | 旅行

五所川原からバスで約1時間、青森にやってきました。

 

まずは早めの夕食です。

あじ菜というお店、少し高級なファミレスという感じです。

 

 

 

 

味はおいしいと言えるでしょう。

今回のツアー、食事のレベルが高いのも良い点です。三食弁当のツアーとかもあるようですが。

 

これで8時、12時、16時と4時間おきに3食食べたことになります。

 

 

 

さて、夕食の後、会場に向かいます。

交通規制の始まる前に、ねぶた運行コースとを下見し、観覧席付近で降ろしてもらいます。

 

 

青森ねぶた祭りの運行コースはかなり長く、一周約3kmあります。

今回の観覧席はスタート地点からは一番遠い側、青森銀行本店の向かい側あたりでした。

 

まだ開始まで一時間以上あるので、少し散策することにします。

本当は青森駅まで行ってみたかったのですが、この位置だと徒歩30分程度かかるため、途中で引き返しました。

 

 

 

 

 

 

だんだん暗くなってきて、ねぶたに灯が灯もりました。

 

 

青森市役所でトイレを済ませ、席に戻ります。

 

 

                                   <その5に続く>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2024年8月5日 青森旅行 二日目 その3(津軽鉄道)

2024年08月15日 14時41分54秒 | 旅行

津軽鉄道の芦野公園駅。

 

ここから津軽鉄道の風鈴列車に乗車し、津軽五所川原に向かいます。

 

 

となりには旧駅舎があり、現在は喫茶店として利用されています。

 

 

昭和の中頃までは日本各地にあったローカル私鉄ですが、次々と廃止され、ローカル私鉄のない県も多くなりましたが、青森県には津軽鉄道、弘南鉄道と2社が頑張っています。

東北のローカル私鉄はこれ以外は福島の福島交通のみとなっています。

 

 

津軽鉄道の時刻表。津軽五所川原発の最終列車は20時です。

 

 

 

芦野公園15時4分発の列車がやってきました。

桜の季節にはこれが桜のトンネルになります。

 

 

 

芦野公園駅を出発。

 

 

風鈴列車ということで、もっとにぎやかなのかと思っていましたが、結構控えめです。

 

 

芦野公園駅の次は金木駅、津軽鉄道で唯一列車交換設備のある駅です。先ほど訪れた金木は沿線最大の町で、観光客の利用も多いです。

 

 

 

 

 

 

 

嘉瀬駅。

吉幾三さんの地元とのこと。

 

 

毘沙門駅。

 

 

沿線に建物が多くなり、津軽五所川原駅に到着。

 

津軽五所川原駅は、さながら遺跡のような状態です。

 

津軽五所川原に到着した列車は一両増結して折り返していきます。

 

 

 

ここからは再びバスに乗車し、青森のねぶた祭に向かいます。

 

 

 

                                  <その4に続く>


2024年8月5日 青森旅行 二日目 その2(芦野公園)

2024年08月14日 15時19分56秒 | 旅行

次の目的地は芦野公園。

金木からはバスで15分程度の移動です。

 

 

芦野公園は桜の名所として有名です。

 

 

公園に隣接して津軽鉄道の芦野公園駅があり、桜のシーズンには津軽鉄道と桜を撮影する人でにぎわいます。

 

 

 

この風景が一面の桜で覆われることになります。

 

 

それにしても、桜の季節でもないのに芦野公園を訪れるツアーは他にはなかなかないと思います。

 

 

 

 

濃い緑の中、公園内を散策します。

 

 

公園内にはいくつか碑が建っています。

 

 

 

その先には吊り橋があり、

 

このような景色を見ることができます。

この池は灌漑用のため池です。

 

 

 

吊り橋から、芦野公園駅に戻ります。

 

 

なぜか熊がいます。暑いせいか、やる気はなさそうです。

 

 

 

                                   <その3に続く>