昨年12月、今年5月に続き、また九州に行ってきました。
前二回は熊本と大分を中心に周りましたが、今回は大分だけを回ってきました。
最初に断っておきますが、行ったのは九州です。北国ではありません。
まずは羽田空港から大分空港に向かいます。数日前から強い寒気の影響で、首都圏でも天気が悪かったですが、回復してきました。
途中東日本は晴れていましたが、西日本になると雲が多くなってきました。
機内アナウンスによると、大分空港は弱いみぞれで風速10~20mとのこと。風速10mは、QVCマリンでも強風の部類に入ります。九州はまだ強い寒気の影響を受けているようです。
九州に近づくと雲が厚くなってきましたが、高度を下げて雲の下に降りてくると薄日が差すくらいまで天気は回復していました。
しかし、着陸態勢に入り、海面が大分近くなった頃に、突然ドスンと落ちる感覚があり、その後は揺れるわ、傾くわ、相当強風の影響を受けています。
しかも、前方を映し出すモニターではなかなか滑走路に照準が定まらず、かなり肝を冷やしました。
この日は着陸できなかった便もあったそうで、無事に着陸できたのはラッキーでした。
空港からはレンタカーで周りますが、寒気到来の天気予報と、昨年12月の経験から、事前にチェーンをたのんでおきました。店員に聞くと、今日は山間部では相当の降雪があったとのことで、チェーンを借りたのは正解かもしれません。
まずは、大分空港から、国東半島の海岸沿いに北上します。最初の目的地は「道の駅 くにみ」。国東半島の北端にあります。
ここから見える姫島は車えびの養殖で有名です。天気は回復しましたが風が非常に強いです。
その車えびを安く食べられるレストランがあるので、一度来てみたいと思っていました。
その車えびが6匹も入った、「車えびつくし」。これで2300円は驚きですが、車えびのおいしさも驚きでした。焼きえびの味噌の濃厚さと、刺身を持ったときのずっしりとした重さと甘さは、ここにこないと味わえないのではないかと思います。
こちらは「はも重」1050円。一見うなぎのようですが、食感はまったく異なります。うなぎよりもあっさりしていてふっくらとした感じです。
ここは有名観光地からは離れていて、空港からも近くはないにもかかわらず、しかも荒天の平日にもかかわらず、レンタカーでやってくる観光客が何組かいて、人気の高さをうかがわせます。確かに、食事のためだけにくる価値はあると思います。
今日は、このあと、本日の宿泊地の由布院に向かうことにしました。
積雪状況が気になるため、路面が凍結する前、気温の高いうちに到着したいのと、大分に来るのは3回目ですが、由布院にはまだ行ったことがないので、由布院を少し散策したいためです。
今や超有名観光地となった由布院に今まで行かなかったのは、あまりにも有名すぎて敬遠していたのと、由布院に行くからには「由布院御三家」に宿泊したい、と思っていたからです。
宇佐から高速に乗り、由布院に向かいます。途中、大分自動車道に入ると雪景色になり、由布岳PAではまるで雪国のような状態です。
しかし、天気が良く気温も高いため、路面には積雪はなく、車の走行に支障はありません。
由布院ICを出たところにある道の駅では、雪だるまと早くも門松がお出迎えです。
<その2に続く>