翌朝、昨日以上に良い天気です。
部屋の窓から見える雪山は、方角的に中央アルプスでしょうか。
「たてしな薫風」の朝食は、8時と9時の二部制です。
今回は9時にしたので、朝は遅めに起きて、温泉に行ってから朝食に向かいます。一部の朝食が始まってから温泉に行ったので、温泉も混雑していませんでした。
チェックアウトが11時なので、朝食9時でも余裕があります。
朝食は和食と洋食から選択できます。
別々でもOKとのことなので、和食と洋食にしました。
和食はこんな感じ。オーソドックスなメニューです。
洋食。中央のポトフは和洋共通です。このポトフも優しい味付けです。
蒸し野菜。これも和洋共通で、取り分けます。
洋食のメインディッシュ。
パンもおいしいです。お代わり自由ですが、朝食も結構ボリュームがあるのでそこまで到達できません。
ポテトのグラタン、ヨーグルトとフルーツ、オレンジジュース。
このあと、ロビーでコーヒーまたは紅茶がでて朝食終了です。
「たてしな薫風」ですが、建物は古いですが、趣のある建物で気に入りました。温泉、食事もよく、非常に良い宿だと思います。
過剰な演出やサービスはありませんが、接客もさりげなくレベルが高いです。感じとしていろいろな旅館を泊まり歩いている人とか、リピーターが多い印象ですが、それでいていろいろな旅行サイトで非常に高い評価なのはさすがで、それが納得できる宿でした。ぜひ、また来てみたいと思います。
宿で購入したお菓子です。ほろりこという、マカロン風のお菓子で、なかなかおいしいです。最近、各地の土産菓子のクオリティも高くなってきていて、これも旅の楽しみの一つです。
宿をチェックアウトし、蓼科湖に立ち寄ります。
蓼科湖は灌漑用に作られた人造湖ですが、いまでは蓼科の中心的存在となっています。
けっこうこじんまりとした湖ですが、非常に景色のよいところです。
湖は半分凍結していますが、水鳥が結構います。
湖の向こうに見えるのは、方角的に中央アルプスでしょうか。
東に八ヶ岳。
北には蓼科山と北横岳。
西には車山。
昨年訪れた白樺湖がほぼ廃墟の街になっていたのに比べ、蓼科は寂れた印象はありません。
保養所や別荘が多いので、景気の影響や観光客の嗜好の変化といった影響を受けず、安定して人が訪れるためではないかと思います。
宿も団体や家族連れ目当ての大型旅館だけではなく、個性のある宿とか、「たてしな薫風」もそうですが、大人の隠れ家的な宿もあるのが、現在の志向にマッチしていることもあると思います。
さて、次にビーナスライン沿いにある「たてしな自由農園」に立ち寄ります。
いわゆる産直ですが、カフェやベーカリーも併設されています。売り場も広く、農産物だけではなく土産物や日本酒、ワインも豊富で、さらには薪まで売っており、蓼科に来たらここに来ればすべて事足りる的な施設です。
なので、ここで土産物を購入します。
ジャム。基本、ペクチンの添加されているジャムは買わないので、店によっては選択肢がないことも多いのですが、ここのジャムはほとんどペクチンが添加されておらず、かえって選ぶのに苦労しました。
生わさび、ピクルス、ワサビ漬け
生わさびは、やはりチューブの物とは味も香りも違います。
諏訪湖の川魚の甘露煮。
乾燥なめこ。水でもどして使用しますが、近所のスーパーで買うものとは食感が全然違います。
上諏訪の有名店、丸安田中屋のチーズケーキアントルメ。
長野産のよつぼしという種類のいちご。酸味が少し強いですがおいしいいちごです。
信州生まれのトマトケチャップと五一ワイン メルロー ロゼ。
ベーカリーでパンを購入。
次に来ることがあれば、カフェも利用してみたいと思います。
<その2に続く>