宿でゆっくりする前に、日帰り温泉施設であるラムネ温泉館に行くことにします。
ラムネ温泉館は大丸旅館の外湯で、大丸旅館の宿泊客は無料で利用することができます。
徒歩10分程度なので、陽気の良い季節であれば浴衣で行くのも良いですが、非常に寒いので、陽のあるうちに行くことにします。
芹川沿いに味のある温泉宿が立ち並びます。
これは大丸旅館の本館。
長湯温泉のシンボル、ガニ湯。今の季節は寒くて入浴は厳しいでしょう。
少し歩くと、特徴的な建物が見えてきます。これがラムネ温泉館です。
駐車場にある「猫横断します」の注意標識。
長湯温泉のお湯は世界屈指の炭酸泉で、ラムネ温泉は2種類の泉質を楽しむことができます。
内湯はやや緑色のにごり湯で42℃の炭酸水素塩泉、露天風呂が無色透明、32℃の炭酸泉です。
露天風呂はこの時期は寒いですが、入浴すると肌に泡がまとわりつく、極上の温泉です。
もちろん内湯の温泉も泉質は素晴らしく、個人的には西日本で一番、東の肘折西の長湯、と思っています。
内湯も比較的ぬるいので、長時間入浴するのに適しています。
なお、洗い場はなく、内湯、露天ともにシャンプー石鹸等は使用できません。
久しぶりに長湯温泉の名湯を堪能し、待合室に戻ると、猫がいました。
カフェラテのような色合いで高貴な感じの模様ですが、雑種とのこと。
ラムネ温泉のマーク付きのエコバッグとハンドタオルをお土産に購入し、宿に戻ります。
大丸温泉の川向かいにある丸山公園。
入浴剤「きき湯」は長湯温泉の泉質を参考に開発されたという記念碑があります。
長湯温泉は温泉療養を押し出しており、泉質がいかに優れているかということです。
<その5に続く>