19時になり、青森ねぶた祭スタートです。
とはいえ、スタート地点からは一番遠い場所のため、ねぶた到着までには少し時間がかかります。
なので、コースの途中から4基のねぶたが先行で運行を開始するようになっています。
全部で22基が出陣し、全てのねぶたがスタート地点に戻った時点で終了となります。
2周目はありません。
青森のねぶたは、電線がある関係で高さは5m程度ですが、道路幅が広いため、幅は最大9mあります。
その大きな舞台上で物語が展開されているため、クローズアップよりも全体を写した方がきれいに見えると思います。
青森ねぶた名物の出世大太鼓。直径3.1m、10尺の日本有数の大太鼓です。
この辺の話もバスガイドさんがしてくれました。
2024年の青森ねぶた大賞を受賞した鬼子母神。
(注:8月5日時点では発表されていません)
青森ねぶた祭りは、衣装さえ用意すれば、だれでも自由に参加することができます。
参加者は跳人と呼ばれ、片足2回づつジャンプする姿を見たことがあると思います。しかし、ジャンプしている人はほどんどおらず、ただ歩いている人が多い感じでした。
あのジャンプもコツが必要と思われ、うまい人はすごく格好良いですが、飛び入り参加では難しいのかもしれません。
そもそも一周3kmの間ずっと跳ねているわけではないし、跳ねていられるわけもありません。
大型ねぶたの他に小さなコマーシャルねぶたもたくさんありますが、こんなのもありました。
志田千陽選手が青森山田高校出身です。今年のねぶた祭りでしか見ることのできない貴重な光景でした。
我々の観覧席のすぐ先に曲がり角があるため、この辺はねぶたが渋滞しやすく、それはそれでなかなか面白かったです。
ねぶたも後半に入ります。
日本通運のねぶたは、怪猫 佐賀の夜桜。
で、この次にやってきたのはクロネコヤマト。
これは完全に狙っているでしょう。
最後のねぶたの後面は真田幸村。
これでこの日の青森ねぶた祭りは終了です。
青森ねぶた祭を観覧した感想ですが、まず、日本を代表する夏まつりであり、規模の大きさはさすがです。
町全体がの盛り上がり方もものすごくパワーを感じました。
ただ、ねぶたはどれも勇壮できれいなのですが、どの団体も画一的な印象を受けました。
これは観る側がねぶた祭りのクオリティについていけていないためかも知れませんが、一番の理由は、昨日五所川原立佞武多を観たためと思われます。
五所川原立佞武多を観たことによって感動の閾値が上がってしまった、ということなのかなとおもいます。
青森を先に観ていたら全く違う感想だったかもしれません。
終了後、バスが停車している場所まで20分ほど歩きます。
ねぶたのスタート地点付近では人も多く、歩道を歩くのも大変な状況でしたが、観覧席付近はそれほど人も多くなく、スムーズに移動できました。
途中青森市文化会館でトイレも使用できて、これはこれで良い場所であったと思います。
バスで1時間以上かけて宿に戻ります。
温泉に入り、夜食用に買っておいた工藤パンのイギリストーストとリンゴジュース、宿の自販機で購入したビールで、旅行2日目は終了です。
<三日目に続く>
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