トヨタの全米販売台数トップに思う

トヨタ自動車が2021年の米国市場で海外メーカーでは初めてトップの座に就いた。
自動車王国の米国であのGMを抜いて日本企業がトップになるとは快挙だねぇ。
背景に半導体不足による減産という特殊事情があるのかもしれないがこれもトヨタ独自のきめ細かな生産管理があってこその成果だろう。
ただ自動車産業は今EＶ化という大きな過渡期にある。
エンジン車が電気自動車にとって代えられるのも目前である。
トヨタもごく最近社長自らが同社のＥＶ車種ラインを紹介していた。
ＥＶ車になれば競争パラダイムは劇的に変化する。
ゆえにトヨタのこの快挙に安閑としている訳はなかろう。
異業種であったソニーグループも先日このEV分野に参入したことを明らかにした。
たまたま今日興味深いニュースがあった。
米企業アップルの時価総額3兆ドル超えである。
これは日本の時価総額トップであるトヨタの10倍だそうだ。
アップルの時価総額3兆ドルの中にはもしかしてアップルが将来ＥＶ車ビジネスに進出してそこから得られる利益を見込んでいるのかもしれないのだ。