あの日本橋に青空が戻ってくる。
多くの人々の願いであった日本橋の高架橋撤去工事がいよいよ始まった。
首都高の高架橋が供用されたのが前回の東京五輪の前年ということだから当時のことを知っているのは日本国民の中でどれくらいいるのかねぇ。
筆者は安藤広重の「東海道五十三次」のあの1枚以外に全くイメージは描けない。(笑)
当時は東京五輪の円滑な開催だけが念頭にあってとても景観維持なんて配慮する余裕なんてなかったのだろうなぁ。
とにかく60年ほど前に作った高架橋を18年の期間と3200億円のコストをかけて撤去するのである。
それにしても建設技術ってどんなことも可能にするんだねぇ。
とても日本橋に青空が戻ってくるとは思わなかった。
シンボルの麒麟たちも喜んでいるようだ。