今週はAERAの表紙も
マララさんですね。


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「わたしはマララ」72点★★★★




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16歳であの感動的な国連スピーチをし
17歳でノーベル平和賞を受賞した
マララ・ユスフザイさんを



「不都合な真実」の監督が追った
ドキュメンタリー。

とてもすっきり、上手にまとめられていて



しかも難しい話だけでなく
素顔の彼女が見られるのが、まず楽しい。

弟に「横暴だ!」とか言われたり(笑)




割と直球なイケメン好きだったり(笑)



そんなフツーの女の子が

いかにして「マララ」になったのか?

それが明かされる映画なのです。
なんといっても驚いたのは
彼女のお父さんの影響がとても大きい、ということ。


彼女の成り立ちは、まさに
「教育が人を作る」その見本なんだなあと感じ入りました。


所々を
素朴かつ雰囲気のあるアニメーションで
表現したのもセンスいいす。


それに実はワシ、
彼女がなぜタリバンに銃撃されたのか?

あまりわかっていなかった。
なので今回、そこが
とても勉強になりました。


タリバン、最近はISISにもつながっているそうですが
彼らがどうやって人々を支配していくのか

そのやり口のリアルなレポートとしても価値があるし、
さらに、
マララさんの活動を見ていると
世界でどれだけ教育や人権を奪われる女性や子どもたちがいるのか!

驚き


同時に、彼女の存在とその意味、
役割の大きさを深く知りました。



充実内容にして
88分というのもスバラシイ。



学校現場での鑑賞もぜひおすすめしたいです。




★12/11(金)からTOHOシネマズみゆき座ほか全国で公開。
「わたしはマララ」公式サイト