なるほど、こういう話なのか。

「世界から猫が消えたなら」69点★★★★




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北海道、函館。

30歳の郵便配達員、僕(佐藤健)は
愛猫キャベツと二人暮らし。

ある日の午後、
ひどい頭痛で意識を失った僕は
病院で「余命わずか」と診断される。

状況を受け入れられない僕の前に

僕にそっくりな悪魔が現れて、こう言った。


「世界からひとつ、大切なものを消せば、
一日分の命をあげるよ」

僕はこうして世界から
自分にとって大切なものを消していくことになったのだが――。

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川村元気原作、90万部超の
ベストセラー小説の映画化です。

小説のころから
ずっと気になっていたタイトルで
恐る恐る見たけれど

こういう話なのか、となんかスッキリ。

猫がかわいそうな話は勘弁だけど
そうではなく
人間のほうがかわいそうなので大丈夫!

いきなり「余命宣告」されてしまった
若き主人公(佐藤健)は

世界から大事なものをひとつずつ消せば
自分の寿命が1日延びると言われ、
とまどいながらも、「大切なもの」を消していく。



だが、それは結局、自分の大切な思い出や、
大切な人との絆までも消してしまうことであり

そこで主人公は
自分の大切なものを見直し、
人生を振り返ることができる……という話。


序盤は出てくる人がみんなが冷たく、感じ悪い気がして


うーん

伝えたいことがわかってくると、なかなかいい。

監督の「ジャッジ!」(14年)は
序盤大ウケだったので
これは逆パターンかもしれません。

しかし
猫を自転車の前カゴにノーリードで入れて走るとか(ありえへん!

猫と旅行するとか(いや~専用の宿泊施設でないと・・・

猫飼いにとっては
ファンタジー過ぎる描写も多く、
映画とわかっていても、ヒヤヒヤいたしました。

しかっし、このコ、可愛いなあ(やに下がり)。


★5/14(土)から全国で公開。
「世界から猫が消えたなら」公式サイト