「博士と彼女のセオリー」(15年)コンビが再タッグ!
「イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり」70点★★★★
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1862年、イギリス。
当時、各国は気球での高度到達記録を争っていた。
その日、気球操縦士のアメリア(フェリシティ・ジョーンズ)は
「フランスの7000メートルの記録を超えましょう!」と
派手なアクションで、集まった観客を沸かし、
気球で大空へと飛び立つ。
そして、その隣には、迷惑そうな顔をした
気象学者ジェームズ(エディ・レッドメイン)が乗っていた・・・・・・。
ジェームズは気象研究のため、気球に乗りたいと
冒険を目的とするアメリアと一緒に乗り込んでいたのだ。
だが、初っぱなから二人の息は合わず、
さらにトラブルが起き――?!
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フェリシティ・ジョーンズ×エディ・レッドメインのコンビが再タッグ。
実話をもとにしているそうなんですが
「あり得ない!」というほどのアドベンチャーにかなりビビります(笑)
さしたる防寒装備もなく、いわば布切れ一枚で
高度1万2000メートル、エベレスト山頂より高い
成層圏まで到達?! ってレベルまでいっちゃうんですから
もう、時間が永遠に感じるったらない。
しかもほぼすべてが、四畳半くらいのゴンドラ内での二人芝居。
さすがにそれだけではもたないので、
過去シーンをはさんで、物語は進んでいく、と。
正直なところ、この二人じゃなかったら
ちょっともたなかったな、と思うのですが
ここは、この相性の良いコンビを観る楽しみに、★ひとつですね。
神経質で気弱な気象学者ジェームズ(エディ・レッドメイン)と
豪傑、といってもいいほどの冒険女子アメリア(フェリシティ・ジョーンズ)。
何につけても心配性なレッドメインに
終始「ああ!もうイライラするわね!」って感じのフェリシティが
なんともおかしかった。
ちょっとシンジとアスカのコンビみたいか?(byエヴァ。笑)
そして
この二人の相性がいいのは、顔の相がよく似ているからなんだ、と改めて感じた。
どちらも整ってるけど、中性的というか、
少年性を持っているというのかしらん。
そこに性差を超越したような「同志愛」を感じるから
コンビの共闘がうまく成り立つんではないか。
そんな推察に至った次第です。
★1/17(金)から全国で公開。