この日本は戦後、団塊の世代が大人になってから、彼らがずっとこの国を引っ張ってきた。それは一国の総理になったという話ではない。一番人口の多い、この世代は当然一番票も多い。政治家は無視できない。十把一絡げで言ってしまうようになるが、団塊の世代もいろいろな人がいることはわかっている。この世代はすでに定年退職をし、七十代になっている。2022年には後期高齢者となり始める。国の医療費、介護費は上がっていく一方で、団塊の世代が退場していくと今度は段階ジュニアの世代が後を追ってくる。選挙票の多い、この団塊と団塊ジュニアの機嫌を損ねるようなことはできない。
だから当面この二十年は社会福祉の大改革はできない。団塊ジュニアが去るまでなんとか二十年、消費税を上げたり、年金給付年齢をちょっと上げたり、医療費負担分を1割から2割にしたりして対処療法でやっていくのだろう。若い世代にツケをいっぱい背負わせて、20年が経つと、現在の国民の貯畜額1800兆円と国の借金額がだいたい同じくらいになるから、大革命はこのくらいの時期になるのかもしれない。一度パニックが来ないとこの国は再生できないのだろう。
日本はこの時期には中進国、または先進国の中の大停滞国になっていくのだろう。さらに年月が進んでいくと、空き家だらけで、地方の小さな市や町は消滅し、ある程度の都市に人が集まるようになる。これまで作ってきた公共工事の維持メンテナンスもできなくなってくる。
と以後悪い風に考えてしまう傾向があって、僕はこれまでは楽天家で物事を良い方にとり、ネガティブに考えない人間だった。
もちろん科学技術や医学は社会がどうあろうと研究を続ける人がいて、大きな成果も出すことだろう。空飛ぶ車、新しいドローンが次々と登場。人工知能。IoT。高速鉄道。病気の克服。若さの維持。
昭和の戦争が終わったあとも人はたくましく生きて行った。だからこれからの困難でさえ、耐えしのんでいくのだろう。ぼくもそうありたいと思っている。
だから当面この二十年は社会福祉の大改革はできない。団塊ジュニアが去るまでなんとか二十年、消費税を上げたり、年金給付年齢をちょっと上げたり、医療費負担分を1割から2割にしたりして対処療法でやっていくのだろう。若い世代にツケをいっぱい背負わせて、20年が経つと、現在の国民の貯畜額1800兆円と国の借金額がだいたい同じくらいになるから、大革命はこのくらいの時期になるのかもしれない。一度パニックが来ないとこの国は再生できないのだろう。
日本はこの時期には中進国、または先進国の中の大停滞国になっていくのだろう。さらに年月が進んでいくと、空き家だらけで、地方の小さな市や町は消滅し、ある程度の都市に人が集まるようになる。これまで作ってきた公共工事の維持メンテナンスもできなくなってくる。
と以後悪い風に考えてしまう傾向があって、僕はこれまでは楽天家で物事を良い方にとり、ネガティブに考えない人間だった。
もちろん科学技術や医学は社会がどうあろうと研究を続ける人がいて、大きな成果も出すことだろう。空飛ぶ車、新しいドローンが次々と登場。人工知能。IoT。高速鉄道。病気の克服。若さの維持。
昭和の戦争が終わったあとも人はたくましく生きて行った。だからこれからの困難でさえ、耐えしのんでいくのだろう。ぼくもそうありたいと思っている。