25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

ヤケッパチ

2019年05月28日 | 社会・経済・政治
 ヤケッパチになる動機はこの国ではいくらでもある。親に捨てられた子だけではない。老人でさえも年金だけでは生きていけなくなり、若者は年金さえももらえないことが明らかになれば、必ずヤケッパチになる者が出てくる。治安は悪くなる。
 ぼくなどは、安倍政権は戦闘機のような不要な買い物しているし、お金はいくら借金をしても自国通貨を持つ国だからどんどんお金をすればよいと思っているとしか思えない政策を続けている。このツケはいつの日か必ずまわってくる。こうなったらしばらくは治まりはつかないだろう。ドイツのように無借金運営をしてほしい。借金1100兆円。どうやって返す? 返さないと開き直る手もある。物価を上げまくってしまって、借金の価値を減らしてしまうこともできる。もちろん、経済成長をさせて、税金で返済していくこともできるし、国民の預貯金を使ってしまうこともできる。
 しかしこの国は本当は縮小社会に入っている。西欧の先進国は北欧三国しかり、現在のイギリスも縮小した社会に先に進んだのだ。日本も必ずそうなる。そうなる上での国の有り様、計画書がほしい。
 経済、経済と言ってきて、経済はちっともよくなってないし、これからも高度成長期のように成長することもない。
 20年は耐えられるエアコンを5年で故障するようなものを作って、やっていく。これもたまらん話だ。20年持たせる技術はあるのに、買い替えを早くさせようとするこずるい戦略だ。スマホもおよそ耐久年数は5年。修繕なしの時代。人生100年時代になってきて、あと何機エアコンを買い、冷蔵庫、洗濯機、テレビを買い、車を買わなければならないだろう。うんざりする。