「暴言」というなら云え!と帯にある本が目にとまり、題を見ると、「日本アホバカ勘違い列伝」とあって、著者は北岡俊明という昭和18年生まれの「日本ディベート研究会会長である。肩書はそうなっている。
「勘違い人間」とは、
1、生まれながらの特権・利権をもった世襲人間
2、能力がないのに有名になり図に乗っている人間
3、能力がないのに、自分を偉いと錯覚し、価値観を押しつける人間
4、国民の血税をすすっている人間
5、勘違いしている組織やテレビ局の人間
と裏表紙に書いてある。
「なるほど、その通りじゃないかと、その本を買い、読んでみた。すると、プロローグの中で、このような文がある。
戦後平和主義の惰眠をむさぼっている是枝(万引き家族の監督)には、一兵隊としての小津安二郎や山中貞雄の気持など永久に分からないだろう。当時のすべての日本人は、祖国を守るために銃をとったのである。是枝よ、安っぽい戦後平和主義を振りかざすな。」
この文 「すべての日本人」と書いたのを見た時点でこの著者は終わりである。こういうこともわからず文を書くのか、と思うとあまりにも情けない。著者はもっとデータをとるべきで、安易に「すべて日本人」などという言葉を使うべきでない。その言葉を見るだけで信用できなくなる。
結局、この著者は軽い男なのである。話にならない。だめだ、これは。それだけだった。
「勘違い人間」とは、
1、生まれながらの特権・利権をもった世襲人間
2、能力がないのに有名になり図に乗っている人間
3、能力がないのに、自分を偉いと錯覚し、価値観を押しつける人間
4、国民の血税をすすっている人間
5、勘違いしている組織やテレビ局の人間
と裏表紙に書いてある。
「なるほど、その通りじゃないかと、その本を買い、読んでみた。すると、プロローグの中で、このような文がある。
戦後平和主義の惰眠をむさぼっている是枝(万引き家族の監督)には、一兵隊としての小津安二郎や山中貞雄の気持など永久に分からないだろう。当時のすべての日本人は、祖国を守るために銃をとったのである。是枝よ、安っぽい戦後平和主義を振りかざすな。」
この文 「すべての日本人」と書いたのを見た時点でこの著者は終わりである。こういうこともわからず文を書くのか、と思うとあまりにも情けない。著者はもっとデータをとるべきで、安易に「すべて日本人」などという言葉を使うべきでない。その言葉を見るだけで信用できなくなる。
結局、この著者は軽い男なのである。話にならない。だめだ、これは。それだけだった。