今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

紅茶のアイス

2010年02月04日 | スイーツ
今回は「紅茶のアイス」を作った。
元々、紅茶や抹茶のアイスはキレがあって、渋くて、大好きなんだけれど、
(ラムレーズンなんかも好きだけれど。)
ハー○ンダッツなんかは、ちと、高い気がするので、そんな嗜好品を買うんだったら、呑みに行くか、次の料理に挑戦する材料にしたい。
だから、意外にアイスは食べてこなかった、僕の周りはアイス好きばかりで、真冬でないとアイス食べないヤツもいる。
(変わっているヤツが多いかもしれない。)

今回も「イギリス菓子のクラシックレシピから」という本に出ていて、
(イギリス料理系の本を集めているんだ、見て眺めているだけで、まるでジュール・ベルヌの「海底2万海里」を読んでいる様に、潜水艦の中で没頭して、自分の中をチェンジ出来る。)

実は、この紅茶のアイス、生クリーム100ccもあれば簡単に作れるんだ。
本を見ながら作ったのに30分とかからなかった。

最初、濃い紅茶液をこんなに入れて折角ホイップしたクリームが又溶けちゃうんじゃないの?なんて半信半疑な感じでおそるおそる、混ぜていったのだけれど、まるでコーヒーに入れる様なクリーム状のものを冷凍庫に入れたらちゃんと固まった。

水分を入れるから、ホイップを少し硬めに泡立てたのも良かったのかもしれない。
ネットなどで調べると、1時間に1回かき回して、空気を入れることで、フワッとなるらしいと書いてあったので、それも取り入れた。

本には何に入れて保存するか書かれていなかったので、2つに分けて、一方はボールにラップをかけて輪ゴムをして空気を遮断し、もう一方はタッパで密閉してみた。

空気なのか、水分なのか、冷凍風(?)が入ると結露が出来るんだ。ボールの方はタッパより、結露が出来るのが案の定早かった。
(タッパの方が滑らかだった。)

1回でそんなに沢山は食べれないけれど、この量を買えば結構するものを、大体光熱費も入れて多く見積もっても多分120円くらいで納まった。
毎日少しづつ、少しづつ食べている、食べきれない感じ。

これにビスケットを添えて食べたり、ホットケーキに乗せて食べてもきっと美味しいよね。 夢がある。

アイスって17世紀後半に発明された貯氷庫によって、産業革命の起きた18世紀に普及していった食べ物だ。
その時に東インド会社など交易で紅茶が広まった事が紅茶のアイス誕生のもとだ。
その頃は、まだ紅茶が高級品だったので、料理人達が競い合って紅茶を料理に使おうとした。その後、紅茶が一般庶民の手にも入るように低価格に普及されるようになると、料理人達の興味はココアやコーヒーなどに移っていった。

自分は世界史を勉強したことがなかったから、18世紀というものを調べたら色々あったって事が解った。
フランス革命なんかも18世紀なんだね。
これについても勉強したよ。
同じ民族が暴力で争うのは、結局はどっちが勝っても両方が滅びる。
暴力は暴力しか生まない。
そんな事を感じた。
アイスをみんなで食べて自身の血をクールにしましょう。

因みにアイスって作っていて結構砂糖を使うんだなと思った。
で、この前mixiに出ていたけれど、アイスを食べて一番太らない時間帯は1日のうちで一番体温が高くなる15時~18時くらいらしい。

これから色んなフレーバーのアイスを作るぞ