今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

カシューナッツペーストをカレーに入れる

2019年12月08日 | グルメ
一度やってみたかったカシューナッツペーストを本格的なカレーに入れて作る方法、
本来はネパールのシーフードカレーやチキンカレーに入れる手法だが、野菜カレーに入れて更にマイルドにしてみせようという試み。

カシューナッツと牛乳をうちは2枚刃のミキサーにかけて砕く。
(安い味付けのカシューナッツだけれどカレーが勝つだろう)

本来はココナツ・ファイン(←ココナツの白い部分をこそいで乾かした製菓等に使うもの)も入れるが無いのでパス!!

こんな感じでとりあえず準備しておく。

実は牛乳の期限がきそうだったので・・・。

家にある余っている野菜を準備
・大根
・人参
・ジャガイモ
・キャベツ
・玉ねぎ
・無添加ビーンズと常備菜の茹でオクラ(←既に火が入っているし「壊れないように」トマトジュース後に入れる)
・トマトジュース

今回はカレーリーフも少し減らして適度な量で

油でスパイスを引き出したら野菜を火の通りにくい順に手早く炒め入れて

スパイスが焦げそうなら水を足す技術

横着をした生姜・ニンニク・唐辛子・玉ねぎ(←具材の玉ねぎとは別)のペーストを入れ炒めて水分を飛ばす(←あまりやると苦くなるので注意、かといって生だと溶けないのでそれも注意カレーに限らず何でも少し足りないかな?ぐらいの適度な塩梅で
※本来はここら辺りでパウダースパイスだろうが、カレー粉が沢山あるので後で。
(この時点でカレー粉だと最初から炒ってあるので苦味が強く出たり、香りが飛ぶから)

水を足して、どちらかというと野菜カレーは水少しと野菜の水分でワリと長く煮ていく。
※水分は入れる度に一度沸かして次の工程へ

あとトマトジュース(←トマトが無いので)。

これから加熱をするので濃くなるから塩を僅かに加えて)弱火で50分!!(←50だぜ、凄くね?)
この辺で豆類と茹でオクラ(←既に火が入っているから&壊れないように

途中でカレー粉(←あまり早く入れると香りが飛びそうだったので30分ぐらいにしてみた)。

仕上げ15分ぐらい前になったらカシューナッツペースト
シーフードなら出来上がる直前1分~2分前だが、ココナツファインが入っていないのでトロミを出す為とコクを出す為に少し多目に煮た

野菜カレーをかき混ぜる時は弱火で下からソッと手の甲でかき回す感じに優しくすれば野菜がそんなには壊れない

画像は無いがテンパリングもしガラムマサラ的にスパイスも調整して、味見をして塩で味を調整して完成。

良い感じ。

最近、カレーを辛くし過ぎず塩気も強くし過ぎず野菜単体でシチューの様に食べられる薄味にしておく事が自分的・食事には合っている気がした!!

やはり塩気や辛さが強いと炭水化物を食べ過ぎてしまう。
(カレーやシチュー単体でもかなり栄養があるのだし)

 イギリスを経た日本(のカレー)は、シチューという合理的な西洋文化を折角吸収したのだから、単体で「も」食べられた方が野菜もきちんと摂取出来て味も優しいのかなって。

辛過ぎると・・・、
・辛さは麻痺をするので味やコク・旨味の本質を見失う。
・刺激物は発症をしていないアレルギーを発症し易くする。
・怒りっぽくなる。
・胃癌や食道癌に近付く。
等、美味しい味を差し引いても(←辛過ぎると美味しいとも感じないし)、良い事があるとはとても思えないので。
日本は島国なので新鮮な素材が摂れる為に味を濃くする必要は無い!!
パンでも何んでも素材を活かす事が1番美味しいという事は世界共通の真実だし

 強い味は記憶には残り易いけれど、じゃあ又とか毎日食べたいか?っていうと・・・
味を強くして誤魔化す人間や調理、記憶に強く残す事をワザと悪用する経営者も居るし。
間違っていようがなんだろうが、俺はこう、毎食の食事をするならこうがいい(=素材を活かす味)!!
※ナンやパンだって塩気や甘味もあるし。

今回優しくする為にカシューナッツペーストにしたのだし。


コメント
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