本当は初夏が旬の食材なのだが10月頃に安く手に入ったので。
サザエなんて滅多に食べられないけれど(実際何年振りだろう)、安く手に入ったので料理をしてみようと思ったのだが、ふと ちょっ待てよ、もしかしたら、昔はいつもそのまま食べていたけれど、安いという事は(←期限も期限なんだが)何か下ごしらえが必要なのかも・・・
とPCで調べてみたら、あるわ、あるわ、知らなかったいくつもの奥義が出てくるではないか。
先ず、貝なので『砂抜』きから・・・、
塩3%の海水と同じ塩分濃度の食塩水に
サザエを漬けて
冷暗所で3日間水を変えながら砂抜きするらしい。
※あまり冷たいと死んでしまうのでとりあえず野菜室で。
ただ、期限真近の貝なので3日間も置いておけないな・・・と、
翌朝(←期限日の日、一晩でもかなりの砂とか汚れを吐いていた)貝殻をタワシで洗い。
湯の中で1分~2分茹でて
※茹でる事で殻から外し易くなる!!
取り出し
貝殻の向きと逆回転に身を回しながら抜き出すと、
途中で切れる事が少ない。
身に付いているヒラヒラの「ハカマ」を引きはがす。
(ここは食べられない事はないらしいが苦いらしい、知らなかった、食べていたもの、この苦みが良いし)
身の繋ぎ目を剥くように反り返らすと、赤黒い小さな口が飛び出すので手で取る!!
(知らなかった・・・、でもまあ生き物だものな、口ぐらいあるよな)
※グロいので写真をワザとボカしました。
肝に繋がるグルグル模様の「砂袋」に砂が溜まっているので切り離す。
※本当はこの砂袋より先が苦く無くて砂も無く美味しいのだが、私は苦い肝も好きなので。
(海の家とか民宿のBBQや料理では何日もかけて砂抜きをしてくれてあったんだな・・・今、その事を学べた!!)
分解
こんなにパーツがあるのか(←これに砂袋の部分を更に取り外して)
「サザエの壺焼き」
サイコロ状に細かく切って、
貝の中に蓋を逆にハメ込み、その蓋の上にサイコロ状に切った身が落ちないようにした上で(←オモシロイ!!)、
身と肝を詰める
(肝が下の方が全部入り易い気がする)
で、弱火で焼く(←あまり強火だと身が硬くなる)
酒と醤油(好みで砂糖や味醂も)で合わせ調味料を作って、
※今回は解からないからとりあえず同量にしたが、醤油2:酒1でもよかったかも。
2~3分したら小さじ1ぐらいを身にかける。
で、10分~15分ぐらい焼くとブクブクいってくるので、
あともう少し焼いて、焼けたら完成。
皿に盛って
焼き網は熱いうちに洗うと落ち易い。
味が足りなければ各自醤油でもかけて。
(やはり上記で書いた様に2:1だったか)
でも、美味しい、やっぱり、こんなに美味しいモノなのか・・・
ビールが欲しいが・・・
「サザエご飯」
・肝を入れる人と、肝を入れない人に分かれるが、両方の人を満足させる為の方法を思い付いた。
・人参とか午房、油揚げは五目御飯ではないので入れない。
(やはり単品で、折角のサザエという素材の風味を活かしたい)
上記の最初で貝を1分~2分茹でた湯を取っておいて
(最初捨てようか?と思ったが、この汁で煮るレシピもあったので)
カスを目の細かい茶漉しで濾し
鍋をキレイにして再度もう一回濾し
身と肝を切って
(数が少ないので、やや薄めor小さめにして増やした)
肝は別皿に取っておいて、身を酒と醤油と先程の煮汁で薄めの味付けで煮てダシを取る。
加熱をすると濃くなるので薄めに
(薄い分なら塩気を足せば良いが、濃いともうどうしようもなくなるから薄めに、ダシで食せるし)
灰汁を取って
10分ぐらい煮たら後は火を止め、余熱でジンワリと出汁を引き出す
肝はとりあえず冷蔵庫へ
米を研いでザルにあけ水を切っておく
冷めた煮汁の出汁を入れる。
※貝類を炊いた後から入れて数分蒸すタイプの「美味しんぼ」方式もあるが、何せ今回は貝の量があまりにも少ないので一緒に炊く方式を採用、風味を取る事にした。
最初は煮汁の出汁の水気をやや少なめに
余った煮汁で肝を煮る裏技。
(これは苦いので)醤油と酒を足して味を濃く!!!
蓋をしつつ水分を減らし(←※「煮物」は完全には水分を無くさずシットリさせる)
肝の出汁が出た煮汁も追加し、規定に近い分量に水分を調整(←自分はカヤクご飯系は固めが好きだが)。
※但し濃くなり過ぎないように注意。
炊く
炊けたら炊飯器の中を混ぜて
濃い味に煮た肝をアクセントに食べられる。
好みで
・肝が好きな人は乗せて食べると海の香りが・・・
・肝がダメな人は乗せなければ喧嘩にならない!!!
イギリス式の食べる人が自分で付ける味付けや風味で。
自分は肝の苦さが好きなので混ぜても良いかな~って。
でも全部混ぜるとちょっと苦いんだよな~
(しかも肝はやはり先端が美味しい、全然苦さが違くて、やわらかな苦み)
少々一気に詰め込んだが様々な技術を学ぶ事が出来たし、、奥技が色々あるんだな。
サザエなんて滅多に食べられないけれど(実際何年振りだろう)、安く手に入ったので料理をしてみようと思ったのだが、ふと ちょっ待てよ、もしかしたら、昔はいつもそのまま食べていたけれど、安いという事は(←期限も期限なんだが)何か下ごしらえが必要なのかも・・・
とPCで調べてみたら、あるわ、あるわ、知らなかったいくつもの奥義が出てくるではないか。
先ず、貝なので『砂抜』きから・・・、
塩3%の海水と同じ塩分濃度の食塩水に
サザエを漬けて
冷暗所で3日間水を変えながら砂抜きするらしい。
※あまり冷たいと死んでしまうのでとりあえず野菜室で。
ただ、期限真近の貝なので3日間も置いておけないな・・・と、
翌朝(←期限日の日、一晩でもかなりの砂とか汚れを吐いていた)貝殻をタワシで洗い。
湯の中で1分~2分茹でて
※茹でる事で殻から外し易くなる!!
取り出し
貝殻の向きと逆回転に身を回しながら抜き出すと、
途中で切れる事が少ない。
身に付いているヒラヒラの「ハカマ」を引きはがす。
(ここは食べられない事はないらしいが苦いらしい、知らなかった、食べていたもの、この苦みが良いし)
身の繋ぎ目を剥くように反り返らすと、赤黒い小さな口が飛び出すので手で取る!!
(知らなかった・・・、でもまあ生き物だものな、口ぐらいあるよな)
※グロいので写真をワザとボカしました。
肝に繋がるグルグル模様の「砂袋」に砂が溜まっているので切り離す。
※本当はこの砂袋より先が苦く無くて砂も無く美味しいのだが、私は苦い肝も好きなので。
(海の家とか民宿のBBQや料理では何日もかけて砂抜きをしてくれてあったんだな・・・今、その事を学べた!!)
分解
こんなにパーツがあるのか(←これに砂袋の部分を更に取り外して)
「サザエの壺焼き」
サイコロ状に細かく切って、
貝の中に蓋を逆にハメ込み、その蓋の上にサイコロ状に切った身が落ちないようにした上で(←オモシロイ!!)、
身と肝を詰める
(肝が下の方が全部入り易い気がする)
で、弱火で焼く(←あまり強火だと身が硬くなる)
酒と醤油(好みで砂糖や味醂も)で合わせ調味料を作って、
※今回は解からないからとりあえず同量にしたが、醤油2:酒1でもよかったかも。
2~3分したら小さじ1ぐらいを身にかける。
で、10分~15分ぐらい焼くとブクブクいってくるので、
あともう少し焼いて、焼けたら完成。
皿に盛って
焼き網は熱いうちに洗うと落ち易い。
味が足りなければ各自醤油でもかけて。
(やはり上記で書いた様に2:1だったか)
でも、美味しい、やっぱり、こんなに美味しいモノなのか・・・
ビールが欲しいが・・・
「サザエご飯」
・肝を入れる人と、肝を入れない人に分かれるが、両方の人を満足させる為の方法を思い付いた。
・人参とか午房、油揚げは五目御飯ではないので入れない。
(やはり単品で、折角のサザエという素材の風味を活かしたい)
上記の最初で貝を1分~2分茹でた湯を取っておいて
(最初捨てようか?と思ったが、この汁で煮るレシピもあったので)
カスを目の細かい茶漉しで濾し
鍋をキレイにして再度もう一回濾し
身と肝を切って
(数が少ないので、やや薄めor小さめにして増やした)
肝は別皿に取っておいて、身を酒と醤油と先程の煮汁で薄めの味付けで煮てダシを取る。
加熱をすると濃くなるので薄めに
(薄い分なら塩気を足せば良いが、濃いともうどうしようもなくなるから薄めに、ダシで食せるし)
灰汁を取って
10分ぐらい煮たら後は火を止め、余熱でジンワリと出汁を引き出す
肝はとりあえず冷蔵庫へ
米を研いでザルにあけ水を切っておく
冷めた煮汁の出汁を入れる。
※貝類を炊いた後から入れて数分蒸すタイプの「美味しんぼ」方式もあるが、何せ今回は貝の量があまりにも少ないので一緒に炊く方式を採用、風味を取る事にした。
最初は煮汁の出汁の水気をやや少なめに
余った煮汁で肝を煮る裏技。
(これは苦いので)醤油と酒を足して味を濃く!!!
蓋をしつつ水分を減らし(←※「煮物」は完全には水分を無くさずシットリさせる)
肝の出汁が出た煮汁も追加し、規定に近い分量に水分を調整(←自分はカヤクご飯系は固めが好きだが)。
※但し濃くなり過ぎないように注意。
炊く
炊けたら炊飯器の中を混ぜて
濃い味に煮た肝をアクセントに食べられる。
好みで
・肝が好きな人は乗せて食べると海の香りが・・・
・肝がダメな人は乗せなければ喧嘩にならない!!!
イギリス式の食べる人が自分で付ける味付けや風味で。
自分は肝の苦さが好きなので混ぜても良いかな~って。
でも全部混ぜるとちょっと苦いんだよな~
(しかも肝はやはり先端が美味しい、全然苦さが違くて、やわらかな苦み)
少々一気に詰め込んだが様々な技術を学ぶ事が出来たし、、奥技が色々あるんだな。