24日のフードイベント「パリスイーツ最前線」で、講師加納雪乃さんが持ち帰ってくださった、シュクレカカオのレモンケーキです。
私はこのケークに痛く感動しました。
私の短いパリ滞在の時には、行くことができなかったのですが、シュクレカカオは街外れ20区の庶民派パティスリーなのだそうです。
ガレットデロワ・タルトなど、粉菓子が絶品というだけあって、お菓子屋さんの底力を感じとることができます。
日本では「ケーク」の事を「パウンドケーキ」と呼んでいるかと思いますが、パウンドケーキは家庭で作るイメージかもしれません。ありふれた感があるでしょう?
そのケークをわざわざフランスから買ってくるんです。想像してみて!どれだけすごいものなのか!!
食べた瞬間のインパクトというより、口の中で続いて行く、なんともいえないレモンの風味とバターと粉のバランスよい風味や香りのハーモニーが口の中でずーっと、持続しているんです。
けれども、全く後味に変なくせが残らない。
これは、雪乃さんが言われていたように、常備したくなりますね(笑)ほんとにおいしかったです。
日本にもお菓子に限らず「みんなが大切にしてる味」はあると思うんですけど、どうしても、日本人はまだ、見た目重視、ラッピング重視で、食べ物を選ぶ傾向ってあると思います。
お菓子は特に、外側からではわからない部分が多いかと思います。
なぜなら、素材に特殊な製法を加えて出来る化合物?のようなもので、変化した後の製品から、原材料を想像するのが難しい食品だから。
原材料のセレクト力が、パティシエの力であり、あまりにも差が出る部分で、見た目で想像がつかない部分でしょうか。
「本物の味のお手本」のような、レモンケーク 大変な思いをされて持ってきていただいたことは、ほんとに感謝でした!!
雪乃さん、今日は札幌で講演とのことで、日帰りだそうです。
雪乃セレクションについて、もっともっと語り足りません・・・
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