2007年9月に訪ねた、パリのヴィクトル・ユゴー通り・パトリック・ロジェの新店舗です。
地方からパリに戻ってからは、足が棒になるまで、帰る便のギリギリまで、ショコラティエとパティスリーを見て歩く。
2006年は、オデオンのパトリック・ロジェのお店の近くのアパルトマンだったので、毎日数粒づつボンボンショコラを買っては口に放り込んで、暗くなるまで歩きました。
2008年の、先日終わった伊勢丹でのパトリック・ロジェは、ヴィクトルユゴー通りの新店舗の壁紙と全く同じものが持ってきてありましたね。
新しいパリのお店、一歩入ったら、まるで森の中に迷い込んだような空間になっています。
ショコラで作った樽が並べられていて、グリーンで統一された、それはそれはきもちのよい店内ですよ!
凱旋門からヴィクトルユゴー通りもパティスリーの宝庫です。
ルノートル・ラ・メゾン・ドュ・ショコラ・ベッシュなどなど。
私流の楽しみ方は、特に話題のショコラやお菓子を買って食べるというよりは、街の中に溶け込んだお店の外観、買ってる人やヴァンドューズ、お茶してる人、すべてをひっくるめた空気を吸ってくればいいんじゃないかなあと思っている。
カフェオレボールが掲載されてた店を、やっとの思いで探し出して店内に入ったら、「カフェオレボールありますか?」って聞くと、お店の人の顔がにわかに曇りました。
「もう、そればっかり日本人が買いにくるから、全部とっくの昔に無くなったし、困る云々・・」と長々苦情を言われちゃいました。何も私達に言わなくたって・・お小言が、長いの。
お菓子もしかり。日本人のパンナコッタ、マンゴープリン、タピオカ・・・じゃないけど、ブームが去ったら思い出しもしないばかりか、それを本気で村を挙げて生産した現地では、大損害を被っていて、迷惑をかけるんじゃなく・・生活の一部として楽しむお菓子、ショコラがいいと思うんだけどね。
自分も含め、反省しきりですね。でも、とりあえずせっかくパリに来たんだし、押さえるものは、
押さえて置きたいという気持は捨て切れませんけれどね。
名前が知れた物、店じゃなくっても、ホントに素敵と思ったら、それが自分流の楽しみ方かも。
パリのお菓子屋さんに行ってみるとわかる事は、お菓子が日本みたいにきれいじゃないし、
もっと生活密着型なので、周辺何キロ以内の人の胃袋を受け持ってる、ダイニング的役割を果たしてるように見えました。日本のように、全国お取り寄せなんてないでしょうしね。
「そもそも○区の人は、○区からあんまりよそに出ない。」なんて話も聞きました。
地下鉄に乗って、セーヌ川をまたいで、北から南へ横断するのは、日本人くらい?とも。
パリの人の暮らしぶり、地下鉄の駅の周りには、パン・チーズ・ワイン・お菓子・惣菜は必ず小売店でした。
1店づつ はしごしながら、お店の人と仲良くしながら、アパルトマンに帰ってくパリの人々。いいな~
あれ?元町に似てない?友達には、下駄で元町歩いてる人いたしなあ。
古いけど、新しいと思います。この買い方。やっぱり、又行きたくなるフランスですね。
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