たっぷり時間のある連休を利用して
64を読み終えた
正直な話し
前半のサラリーマンとしての
刑事の悲哀さに
読むのをやめようかと思った
でも
横山秀夫が七年ぶりに描いたミステリー
こんなもんでは終わるまいと踏んで読み進めた
作中にも「いつかええ事も有るよ」
と語らせていた
(妙な小細工は止して真っ正面から
ぶつかって行ったら良い事がある)
まさに後半こそ
横山秀夫ミステリーの真骨頂
十分楽しませて貰った
ノンブル647の長編だけど
最後まで読んで損の無い作品だった