早朝の涼しいうちにと自転車を漕いだ
今日は阿曽女の里を通るルートで足守陣屋跡へ向かった
車の多い幹線道路はなるべく通らない
旧道は昭和の頃と全く変わらない風景で
どこか懐かしい
でも沿線の田畑は耕作放棄地が目立つ
大光寺霊廟足守藩木下家墓所の標識に促されて入ってみたら
山門も寺の屋敷も荒れ果てている
昔 大叔母の嫁いでいた下足守の「守福寺」と同じ運命だ
足守藩士の菩提寺だったせいで
廃藩置県後 藩主も藩士もうこの地から離れてしまって
打ち捨てられ忘れられて寂れてしまった
悲しいかな これが時代の流れだ
この後 通学する中学生を避けつつ走り
総社の砂川公園から鬼ノ城を目指した
昔ゴルフを始めた頃通っていた
砂川公園そばのゴルフ練習場もショートコースも
廃業したのか荒れ果てている
いつのまにが時は過ぎたのだ