正午近くでも、道路際の街路樹の影が長く落ちるこの頃。
もうすぐ冬至だ。
冬将軍は今か今かと時を待ち
上空に時折流れ込んでは冷たい雨を降らせる。
さすがに師走も半ばを迎えると
ボクでさえ仕事に追われまくってバタバタする。
おまけに慣れない仕事の日々で
ここ何十年ぶりのひどい腰痛にも襲われ
せっかくの休みもウチでマッサージ機にかかっている始末だ……
○
昨日は天気がすばらしく良かったのと
翌日の日曜が雨の予報だったので
朝から、痛い腰をだましながら、あお号(R1150RT)を引っ張り出し
何とか乗れないものかと眺めているうち
「明日も休みなんだから、乗っちゃえ乗っちゃえ」の悪魔の囁きが脳裏を駆けずり回る。
電熱ベスト着て行けば、温泉に入ってるのと同じだから(ほんとですか?)
腰にも良かろう(?)という雰囲気になる。
まぁー、だからと云って無理も良くないので
軽くいつもの散歩コースを回ってくることにした。
○
とはいえ、どうにも腰の具合が悪いようで
加減速の度に腰がピキッとくる。相当悪いなこりゃ、と思ってみてもあとの祭り。
電熱の加減を最大にして腰椎の機嫌をとる。
それに引き替えなんと陽気の良いことか。
風はほとんどなく、弱いながらも冬の太陽は、快晴の空に精一杯のエネルギーを拡散していた。
国道248号線を南下して、幸田から岡崎バイパスに入る。
道は結構空いていて快調にスピードに乗る。
4速4000rpm。
ボクサーツインの至福のトルク感と振動にしばし腰の痛みを忘れる(ウソ、ド痛い)
矢作川を渡る前でバイパスを下りて
県道で碧南・衣浦海底トンネル方面へ。
西尾の南を迂回して進むと辺りは真っ平ら。
目的地のでっかい建造物も視界に捕えられる。
中部電力の碧南火力発電所。
壁面のデザインはヨットをイメージしているのだそうな。
中はどうなっているのか興味津々だねー。
でっかい発電機がウィーンって回ってるんだろうなー。
その後、近くにある秘密テストコースに行ってみる。
すごいバンクのコーナーが延々続いている。
ここは地元T社の旧テストコースでかの2000GTはここで開発が進められた
のはもちろんウソで(今日はウソばっかだな)ただの護岸堤防です。
バンクは進入禁止です。あしからず。
ふざけて入るとほんと危ないからね。
スピード出てないとどんどんイン側に吸い寄せられるよ、マジ。(これほんと)
○
距離にすれば行って帰ってで100kmにも満たない距離だけど
遠出できない冬の休日を紛らすにはちょうど良い散歩コースです。
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