ミシュランである
いまでは権威主義的な匂いのするミシュランガイドのミシュランと同じミシュランだ
タイヤのサイドウォールにきれいにビバンダム君が浮き上がっている
これまでメッツラーの「かたぶつ」さが感覚に合うような気がしていた
だからラジアルでもバイアスでもメッツラーばかり履いてきた
けどここへきて「レーザーテック」廃番の宣告
もともと選択肢が少ない旧車なのに
しかも一番のお気に入りを選択肢から外さなくてはいけなくなるとは…
ミシュランが市販車用に初めてラジアルタイヤ(A59・M59)を出した時
当時乗っていたZXR750に履かせたことがある
ダンロップの強烈なグリップ感に慣れていたので
しなやかにグリップする感じのミシュランは掴みどころが無くて
どうにも信頼できなかった記憶しかない
そのあと銀じい(81年式R100RS)にマカダムを試したことがあるけど
そのときもレーザーテックに比べてお節介で
そのくせ路面の状況を掴みづらかった
メッツラーのタイヤのいちばん好きなところは
路面状況を正確に伝えてくれるところだったような気がする
けれど廃番となれば仕方がない
しかし!
しかーし!なのである
このロードクラシックはすごかった
マカダムやレーザーテックっておそらく、ずうっと金型は変わってないので(多分)
ゴムの進化はあっても直進性や旋回性は多分変わってないんだと思う
でもこのロードクラシックは「新設計」
つまりタイヤのプロファイルやグルーブのデザインが「最新」ということ
そもそもオートバイにとってタイヤの性格は
オートバイそのものの性格をも変えてしまうけど
それはネオクラシックだけでなく本物の旧車にも効果がある「最新」のようだ
まず感じるのはフロントの向き変えの強さ
レーザーテックの感覚だと身体が置いて行かれる
けれど乗り手がラインを決めるとそこでビターっと安定する
リアはもっと顕著で
フロントの向き変えだけで旋回できないコーナーは
リアが強いグリップ感を供なって旋回を強めてくれる
何もしなくても、つまり乗り手が加勢しなくても意思を伝えるだけで
安定して旋回を維持する
コーナーの進入でアウト側のステップを支点に重心を移動させておけば
あとは視線の移動だけで旋回が始まる
気を付けるのは旋回(リーン)に遅れないようにイン側への荷重を意識するだけだ
しかもリーンインのような荷重は必要ない
イン側の脇腹で支えている体重をイン側の尻に荷重していけば事足りる
文字どおり「グイグイ」「クルリ」と旋回していく
まるでリーンウィズの魔術師「クリスチャン・サロン」になったような感覚だ
アメリカンライダーたちが深く腰を落としたハングオフでコーナーへ進入する中
美しいリーンウィズでコーナーをクリアしていくあのクリスチャン・サロンだ
ゴロワーズブルーのYZR500を知っているかい?
強いて欠点を上げるとすれば
安定性が強いのでリーンの状態から起きるのがやや重い
ただ、そういうものだと思って操作すれば全く問題ないし
「クセ」と思えればかわいくも感じるレベル
フロントの初期旋回の強さからは真逆に感じるが
直立時の直進性もすこぶる高い
フラットツインの特性と相まって極低速から超高速までビタッと直進する
BMWのRシリーズやグッツィに乗ってる人は履く価値ありだ
おまけに取り回しが軽くなる、っていう副産物もあるよ
いまでは権威主義的な匂いのするミシュランガイドのミシュランと同じミシュランだ
タイヤのサイドウォールにきれいにビバンダム君が浮き上がっている
これまでメッツラーの「かたぶつ」さが感覚に合うような気がしていた
だからラジアルでもバイアスでもメッツラーばかり履いてきた
けどここへきて「レーザーテック」廃番の宣告
もともと選択肢が少ない旧車なのに
しかも一番のお気に入りを選択肢から外さなくてはいけなくなるとは…
ミシュランが市販車用に初めてラジアルタイヤ(A59・M59)を出した時
当時乗っていたZXR750に履かせたことがある
ダンロップの強烈なグリップ感に慣れていたので
しなやかにグリップする感じのミシュランは掴みどころが無くて
どうにも信頼できなかった記憶しかない
そのあと銀じい(81年式R100RS)にマカダムを試したことがあるけど
そのときもレーザーテックに比べてお節介で
そのくせ路面の状況を掴みづらかった
メッツラーのタイヤのいちばん好きなところは
路面状況を正確に伝えてくれるところだったような気がする
けれど廃番となれば仕方がない
しかし!
しかーし!なのである
このロードクラシックはすごかった
マカダムやレーザーテックっておそらく、ずうっと金型は変わってないので(多分)
ゴムの進化はあっても直進性や旋回性は多分変わってないんだと思う
でもこのロードクラシックは「新設計」
つまりタイヤのプロファイルやグルーブのデザインが「最新」ということ
そもそもオートバイにとってタイヤの性格は
オートバイそのものの性格をも変えてしまうけど
それはネオクラシックだけでなく本物の旧車にも効果がある「最新」のようだ
まず感じるのはフロントの向き変えの強さ
レーザーテックの感覚だと身体が置いて行かれる
けれど乗り手がラインを決めるとそこでビターっと安定する
リアはもっと顕著で
フロントの向き変えだけで旋回できないコーナーは
リアが強いグリップ感を供なって旋回を強めてくれる
何もしなくても、つまり乗り手が加勢しなくても意思を伝えるだけで
安定して旋回を維持する
コーナーの進入でアウト側のステップを支点に重心を移動させておけば
あとは視線の移動だけで旋回が始まる
気を付けるのは旋回(リーン)に遅れないようにイン側への荷重を意識するだけだ
しかもリーンインのような荷重は必要ない
イン側の脇腹で支えている体重をイン側の尻に荷重していけば事足りる
文字どおり「グイグイ」「クルリ」と旋回していく
まるでリーンウィズの魔術師「クリスチャン・サロン」になったような感覚だ
アメリカンライダーたちが深く腰を落としたハングオフでコーナーへ進入する中
美しいリーンウィズでコーナーをクリアしていくあのクリスチャン・サロンだ
ゴロワーズブルーのYZR500を知っているかい?
強いて欠点を上げるとすれば
安定性が強いのでリーンの状態から起きるのがやや重い
ただ、そういうものだと思って操作すれば全く問題ないし
「クセ」と思えればかわいくも感じるレベル
フロントの初期旋回の強さからは真逆に感じるが
直立時の直進性もすこぶる高い
フラットツインの特性と相まって極低速から超高速までビタッと直進する
BMWのRシリーズやグッツィに乗ってる人は履く価値ありだ
おまけに取り回しが軽くなる、っていう副産物もあるよ
私は今TT100を履いています、クラシックパターンですが多分コンパウンドは良くなっている様で
自分の走りには充分に応えてくれます。 二輪はサスとタイヤで変化するのも面白いです。
ロードクラシック予想に反してすごかったです
コーナリング中にどこにも無理がありません
これでネオクラと互角に渡り合えそうです